踊る結婚式

劇場公開日:

解説

「晴れて今宵は」と同じくフレッド・アステアとリタ・ヘイワースが主演するミュ ージカルで「晴れて今宵は」に先立つ1941年の作品である。脚本も同じくマイケル・フェッシャーがアーネスト・パガノの協力を得て書き下ろしたもので、監督には「バーレスクの王様」のシドニー・ランフィールドが当たった。音楽は「夜と昼」のコール・ポーターが作詞作曲し、ダンスはブロードウェイに名を馳せるロバート・アルトンが振り付けた。助演者は「青空に踊る」のロバート・ベンチリーをはじめ、ジョン・ハバート、オサ・マッセン、「海を渡る唄」のフリータ・イネスコートらである。なお撮影はフィリップ・タニュラが監督している。

1941年製作/アメリカ
原題または英題:You'll Never Get Rich
劇場公開日:1948年2月

ストーリー

ニューヨークのミュージカル・コメディーの舞台監督マーティン・コートランドは自 らカサノヴァをもって任じている。美しいコーラス・ガールのシーラ・ウインスロップに心をひかれたマーティンは無理をしてダイヤモンド入りの腕輪を彼女に贈ったが、シーラは言葉巧みに断り、腕輪はマーティンのポケットに逆もどりする。それを妻に見咎められて、腕輪はダンス監督ロバート・カーチスに頼まれて買っておいたので、ロバートはシーラに首ったけなのだと弁解する。ロバートもマーティンに頼まれて、シーラにひどく愛想よく振る舞ってその場を取り繕った。翌日の新聞のゴシップ欄に、コートランド夫人の説明つきで、シーラとロバートの写真が出たので、ロバートはシーラに弁解しに行くが、彼女は腹を立ててしまう。しかし彼女の許婚トム・バートンにはシーラもことが丸く納まるように言い訳をする。しかしトムはピストルを持ってロバートを追い掛けるので、召集令が来たのを幸いと軍隊に逃げ込んだ。シーラはトム・バートンが大尉として入隊したので、面会に行くとそこの営倉にロバートが入っていた。軍曹を殴ったためなのだが、彼女は彼に何か心ひかれるのだった。一方ロバートを失ったコートランドの一座は不入り続きとなったので、マーティンが兵営を訪れ、隊長を説きふせ、ロバートはシーラを主役として主演させ、フィナーレの結婚式のシーンには本職の治安判事を舞台に立たせ、自分とシーラの結婚式を本ものになぞらえる。ショウは成功したがロバートは営倉に戻らなければならなかった。しかしシーラは彼の気持ちを了解し、彼と結婚することを決心した。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 アカデミー賞(1942年)

ノミネート

作曲賞(ミュージカル) モリス・W・ストロフ
主題歌賞
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映画レビュー

2.0アステアとヘイワースのタップダンスが見事!ホレボレしてしまう。

2021年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 時代が戦争の時代なので、軍隊に入ることは仕方のないことかもしれないけど、ちょっと中だるみ。舞台に戻ってからはとてもいい。

 それでも、ラストの結婚式ミュージカルは相手が全員軍人だからなぁ・・・絵的には綺麗じゃないです。

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kossy