16歳の合衆国
劇場公開日:2004年8月7日
解説
恋人の弟を殺してしまった16歳の少年の繊細な心模様を描く青春映画。監督・脚本はこれがデビューとなるマシュー・ライアン・ホーグ。製作・出演は「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」(出演のみ)のケヴィン・スペイシー。撮影は「アバウト・シュミット」のジェームズ・グレノン。音楽は人気ミュージシャンのジェレミー・エニック。美術は「ゴーストワールド」のエドワード・T・マカヴォイ。編集は「グッド・ガール」のジェフ・ベタンコート。出演は「完全犯罪クラブ」のライアン・ゴズリング、「オーシャンズ11」のドン・チードル、「ワンス・アンド・フォーエバー」のクリス・クライン、「コールドマウンテン」のジェナ・マローン、「ハリウッド的殺人事件」のレナ・オリン、「ミー・ウィズアウト・ユー」のミシェル・ウィリアムズ、「インソムニア」のマーティン・ドノヴァン、「パニック・ルーム」のアン・マグナスン、「白いカラス」のケリー・ワシントン、「スリー・オブ・ハーツ」のシェリリン・フェンほか。
2003年製作/104分/アメリカ
原題または英題:The United States of Leland
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2004年8月7日
ストーリー
理知的な16歳の少年リーランド(ライアン・ゴズリング)は、ある日突然、恋人ベッキー(ジェナ・マローン)の弟ライアン(マイケル・ウェルチ)を刺し殺してしまう。逮捕されたリーランドは矯正施設に入れられるが、殺人の理由について何も語ろうとしない。作家志望でもある教官パール(ドン・チードル)は、彼の心を解き明かすことが本の題材になるのではと考え、リーランドのカウンセリングを始める。パールは、リーランドが愛憎を抱いている有名作家の父アルバート(ケヴィン・スペイシー)に話を聞こうと会いに行く。しかしリーランドと長く疎遠にしていたアルバートは、息子を全く理解していなかった。一方、哀しみに明け暮れるベッキーのポラード一家は、それぞれが心のバランスを崩しつつあった。一度は麻薬を断ち切ったはずのベッキーも、再びドラッグに溺れていく。家族を失った自分を救ってくれたポラード一家が崩壊していくのを目の当たりにした姉の婚約者アレン(クリス・クライン)は、その原因を作ったリーランドに激しい憎悪を燃やす。リーランドは、徐々にパールに心を開き、本音を語り始める。しかし、わざと強盗を働き施設に入ってきたアレンが、リーランドを刺し殺してしまうのだっ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マシュー・ライアン・ホーグ
- 脚本
- マシュー・ライアン・ホーグ
- エグゼクティブプロデューサー
- マーク・ダモン
- サミー・リー
- スチュワート・ホール
- 製作
- ケビン・スペイシー
- バーニー・モリス
- パルマ・ウェスト
- Jonah Smith
- 撮影
- ジェームズ・グレノン
- 美術
- エドワード・ティー・マカヴォイ
- 音楽
- ジェレミー・エニック
- 音楽監修
- トレイシー・マクナイト
- 編集
- ジェフ・ベタンコート
- 衣装デザイン
- ジュヌビエーヴ・ティレル
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Leland P. Fitzgeraldライアン・ゴズリング
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Pearl Madisonドン・チードル
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Allen Harrisクリス・クライン
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Becky Pollardジェナ・マローン
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Marybeth Fitzgeraldレナ・オリン
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Albert T. Fitzgeraldケビン・スペイシー
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Julie Pollardミシェル・ウィリアムズ
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Harry Pollardマーティン・ドノバン
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Karen Pollardアン・マグナソン
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Ayeshaケリー・ワシントン
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Mrs. Calderonシェリリン・フェン
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Charlieマット・マロイ
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Bengelウェスリー・ジョナサン
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Guillermoマイケル・ペーニャ
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Ryan Pollardマイケル・ウェルチ
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Eldenロン・カナダ