カーサ・エスペランサ 赤ちゃんたちの家
劇場公開日:2004年7月31日
解説
養子を求めて南米に旅立った6人の女性を描くドラマ。監督・脚本・編集は「フィオナの海」のジョン・セイルズ。音楽は「フィオナの海」「ミュージック・オブ・ハート」のメイソン・ダーリング。美術は「フリーダ」のフェリペ・フェルナンデス・デル・パソ。出演は「コンフェッション」のマギー・ギレンホール、「キル・ビル」シリーズのダリル・ハンナ、「ミスティック・リバー」のマーシャ・ゲイ・ハーデン、「フィオナの海」「フロム・ヘル」のスーザン・リンチ、「海辺の家」のメアリー・スティーンバーゲン、「ハイ・フィデリティ」のリリ・テイラー、「四季」のリタ・モレノほか。
2003年製作/95分/アメリカ・メキシコ合作
原題または英題:Casa de los babys
配給:ギャガ
劇場公開日:2004年7月31日
ストーリー
南アメリカのとある国。親のいない赤ちゃんたちを保護している聖マルタ園から養子を貰い受けようと、アメリカから6人の女性がやってきた。スキッパー(ダリル・ハンナ)は、もっぱら1人でトレーニングに励んでいる。そんな彼女を人造人間だと皮肉るレスリー(リリ・テイラー)は、ニューヨークで出版関係の仕事をしているただ1人の未婚者で、シングルマザーになることを望んでいる。彼女をレズビアンだと決めつけているナンシー(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は、なにかとホテルに苦情を申し立てて部屋を替わっている。穏やかな物腰のゲール(メアリー・スティーンバーゲン)は、母子家庭で育った経験からレスリーを擁護する。夫が失業中のアイリーン(スーザン・リンチ)は、節約を心がける日々。逆に裕福で、ただ1人の20歳代であるジェニファー(マギー・ギレンホール)は、夫と電話で口論になっていた。時間は流れていくが、事務局からの連絡は中々来ない。そうしている内に、6人は互いの人生の秘密に少しずつ踏み込んでいく。アルコール依存症のためグループ・セラピーに参加しているゲール。流産と死産の経験があるスキッパー。母親にきつい仕付けを受けたトラウマを持ち、盗癖のあるナンシー。一方、この国には帰る家のないストリートの少年たちがあふれている。そんな中、ようやくアイリーンが事務所に呼ばれる。するとそこにはナンシーが待っていた。彼女がアイリーンの分も含めて、裏で手回ししたらしい。こうして2人は養子を手に入れるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・セイルズ
- 脚本
- ジョン・セイルズ
- 製作
- レモア・シバン
- アレハンドロ・スプリンゲル
- 撮影
- マウリチオ・ルビンシュタイン
- 美術
- フェリペ・フェルナンデス・デル・パソ
- 音楽
- メイソン・ダーリング
- 編集
- ジョン・セイルズ
- 衣装デザイン
- マイェス・C・ルベオ