アンダーワールド

劇場公開日:

解説

人知を超えた世界“アンダーワールド”を舞台に、何百年にわたって続く吸血鬼<ヴァンパイア>と狼男族<ライカン>の壮絶な闘いを軸に、ヴァンパイアのヒロインと人間の青年との禁断の恋を描いたゴシック・サイバー・アクション。“ヴィジュアル・ウィザード”と呼ばれるMTV界出身の鬼才、レン・ワイズマン監督のデビュー作。主演は「パール・ハーバー」のケイト・ベッキンセール。

2003年製作/121分/アメリカ
原題または英題:Underworld
配給:ギャガ=ヒューマックス
劇場公開日:2003年11月29日

あらすじ

ブラックレザーのロングコートに身を包み、夜の街を見下ろす一人の美女。ビルの屋上からコートをはためかせ、静かに地上に着地した彼女の正体は、ヴァンパイアの女戦士セリーン。彼女は長年戦い続けてきた宿敵、ライカンが、マイケルという若い人間の医師を執拗に追いかけていることに気付き不審に思う。セリーンは一族の現リーダー、クレイヴンにライカンの不穏な動きを報告したが、彼はたいした問題ではないと片付ける。しかし彼女は、ライカンが良からぬ陰謀を画策していると直感し、マイケルを追いかけるのだった。同時に彼女は、いつしか自分がマイケル自身に興味を抱いていると感じ、戸惑いを覚えていた……。

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映画レビュー

4.0ヒロインが魅力的

2025年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ヴァンパイアと狼男(ライカン)の決闘を描いた作品。古き時代のゴシックの世界観を出すため、色調をブルーに統一し、主要キャストをあえてイギリス人俳優のみでキャスティングしたらしいです。

怖さはなく、爽快なアクションや銃撃戦を楽しめる映画です。人間の姿で戦っておきながら、いざというときに怖い姿に変身する展開が、さらに面白さを出しています。アクションシーンは、特撮とワイヤーアクションを多様し、狼男はCGではなく着ぐるみでの撮影ということで、よりリアルさを求めたこだわりようで、それが功を奏したのではないでしょうか?

ヒロインのセリーン(ケイト・ベッキンセイル)の冷酷な性格でありながらのほのかな恋なんかも、よい味を出していますね。なんか煮え切らない恋みたいな。悪に立ち向かう強い美形のヒロインなんてのは、こういったゴシック系の作品ではヒットしますよね。

もちろんヒロイン以外の登場キャラも個性的で、ヴァンパイア側、狼男側ともにキャラ構成でも楽しめます。日光に弱いヴァンパイアは変わらずで、満月でなくても変身できる狼男ってのも弱点に不公平感ありますがね~。

結局のところ、悪は誰なのか?というどんでん返しもありながら、ヴァンパイアと狼男の両方噛まれてしまった新種登場など、単純に誰もが楽しめる映画でしょう。

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いちごだいふくもち

2.5制作者達だけが楽しい映画

2025年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

俳優、アクション、物語と全て揃っているのに展開だけ間違えすぎている

地下鉄での銃撃戦から始まる今作
観始めて「続編から観始めちゃったかな?」と思うくらい中盤までなんの説明もないまま進んでいく
かろうじて汲み取りつつ中盤から始める説明で次々と出てくる人物名
誰・・・なんの人・・・

世界観も主人公の立場も吸血鬼の設定もライカンの設定もどういった人物なのかも全く説明がなく進行していくので置いてけぼりの総攻撃

アクションと雰囲気はとてもよかった
スタイリッシュな銃撃戦とダークな雰囲気
ただそれだけ

物語自体も割と単純なのに展開が異常なので異様に難解に見える

細かいことは気にしないで楽しみたいが、あまりにも説明がない制作者達が盛り上がっちゃった一品
5まであって全部買ってしまったがギブアップ

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高い坂

3.5これが1作目なのはわかる。

2023年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ビジュアルは多分に『マトリックス』を意識したかのような、クールでスタイリッシュなもので、ダークさ含めてカッコいい。妙に人外が好きになる時期ってありますよね(中二)。
だから…続編はナンバリングしてくれい!

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なお

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