トランサー 霊幻警察

劇場公開日:

解説

「ジェネックス・コップ」(99)で注目を浴びたニコラス・ツェー、スティーブン・フォン、そしてサム・リーが再び共演したホラー・アクション。監督は「OVER SUMMER 爆裂刑警」のウィルソン・イップ。

2001年製作/97分/香港
原題または英題:2002 異霊霊異
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2003年9月20日

ストーリー

香港の町中で起こる謎の事件。それらは霊によって引き起こされる科学的に説明つかない難事件であった。香港警察はそういった超自然現象に対応する警察の特殊部門“2002”を設立し、唯一、霊と対話ができるヤウ(ニコラス・ツェー)を専門として所属させている。彼には霊のパートナーとして、事件の際に殉職したサム(サム・リー)とコンビを組み、今日も飛び降り自殺をして悪霊となった飛天鬼を抹殺した。だが、サムが輪廻転生することとなり、2人は別れることとなる。ヤウは事件でサムを人質に取られた時に誤って死なせてしまったことを気にかけていたが、サムは彼を恨むことなく去っていく。実はヤウは、生まれながらに親しくなる人を不幸にする運命を背負っていたのだった。そんな彼だが、いつもバスで見かける看護士の女性ダニエル(ダニエル・グラハム)に想いを寄せていた。ある日、運賃の5ドルを払えない彼女にヤウが貸すこととなり、初めて話す機会を得る。だが、親しくなれば彼女を失うかもしれなく、自分の気持ちを押さえようとするのだった。ある日、ヤウは“2002”のメンバーになることを希望する交通警官のフォン(スティーブン・フォン)と出会う。彼もまた霊を見ることができる人間であり、新しくコンビを組んだ2人は、謎の焼死事件が発生したクラブに向かう。そこで悪霊・火鬼(アンヤ)と対決するが、フォンは実は幽霊恐怖症で腰を抜かしてしまい、代わりにヤウが抹殺する。少々情けないフォンはいつの間にやらヤウの部屋へ転がり込み、同居生活を始める。友情を感じようとするフォンに対し、パートナーと言い張るヤンは、フォンの運命を自分が握っていることを告げられず、冷たく言い放つ。そんな彼らのもとに、老婆の霊が助けを求めにやってきた。昏睡状態になっている孫を助けてほしいというのだ。2人は病院に向かい、昏睡状態の女性レイン(レイン・リー)を見舞う。彼女の顔を見た途端、喜びだすフォン。レインは、昔フォンが一目惚れをした女性だったのだ。おまけにその病院はダニエルが働く病院でもあった。心の中で喜ぶものの、自分の運命を考えると彼女に冷たく答えることしか出来ないヤン。しかし、フォンがレインに自分の想いを伝えようとする姿を見て、ヤウの心は徐々に変化してゆく……。

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