永遠のマリア・カラス
劇場公開日:2003年7月19日
解説
オペラの天才歌手マリア・カラスの謎の最晩年期にスポットを当てたドラマ。監督・脚本は「ムッソリーニとお茶を」のフランコ・ゼフィレッリ。脚本は「ベント/堕ちた饗宴」のマーティン・シャーマン。撮影は「尼僧の恋/マリアの涙」のエンニオ・グァルニエリ。音楽監修は「トスカニーニ」のユージーン・コーン。出演は「8人の女たち」のファニー・アルダン、「仮面の男」のジェレミー・アイアンズ、「ムッソリーニとお茶を」のジョーン・プローライトほか。
2002年製作/108分/イタリア・フランス・イギリス・ルーマニア・スペイン合作
原題または英題:Callas Forever
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2003年7月19日
ストーリー
1977年。パリのアパルトマンで、オペラ界の伝説のスター、マリア・カラス(ファニー・アルダン)は隠遁生活を送っていた。そんなある日、カラスのかつての仕事仲間であるプロモーター、ラリー(ジェレミー・アイアンズ)が、カラスの全盛期の録音を使い、カラス主演のオペラ映画を製作する企画を持ってくる。一度は反発したカラスだったが、苦しい胸中をジャーナリストの友人サラ(ジョーン・プローライト)に打ち明け、やがて承諾する。作品は「カルメン」。たちまちヒロインの役作りにのめり込んでいったカラスは、相手役のドン・ホセに自らマルコ(ガブリエル・マルコ)を選ぶほどの熱の入れよう。だが「カルメン」のテスト試写を見たカラスは動揺し、ラリーに「トスカ」を今の自分の声で歌いたいと提案する。それは却下されたが、やはり口パクの作品を公開することはプライドが許さず、「カルメン」のお蔵入りを要求するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フランコ・ゼフィレッリ
- 脚本
- フランコ・ゼフィレッリ
- マーティン・シャーマン
- 製作
- リカルド・トッツィ
- ジョバネーラ・ザノーニ
- 撮影
- エンニオ・グァルニエリ
- 音楽監修
- ユージーン・コーン
- 衣裳
- カール・ラガーフェルド
- 字幕
- 古田由紀子