1票のラブレター

劇場公開日:

解説

イスラムの伝統的な島を舞台に、民主主義の実現のため健気に投票を促す選挙管理委員の女の子とそのお供をすることになった警備兵の選挙当日の1日を、ユーモラスに優しいタッチで綴る。ペルシャ湾に浮かぶイスラムの伝統的な美しい島・キシュ島でロケーションされた。

2001年製作/100分/イラン・イタリア合作
原題または英題:Raye makbfi
配給:ムヴィオラ=クレストインターナショナル
劇場公開日:2003年1月25日

ストーリー

どこまでも青い海と空がつづく美しい島。いつもどことなく呑気な警備兵は、今日がいつもと違う日だと知る。空から投票箱がふってきた! 小さなボートに乗ってやって来た選挙管理委員は、まだ若い女の子だ。今日の仕事は、彼女が票を集めて回るのを、軍のジープでお供すること。選挙に慣れない島の人々から票を集めて回る女の子と、護衛兵の青年のちぐはぐで微笑ましい道中がはじまる……。

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映画レビュー

4.0選挙管理委員会の女の子

2019年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 広大なイランの砂漠をジープが走る。快活な女の子と理屈っぽい護衛役の兵士。中には逮捕されちゃう人もいたけど、様々な有権者がいて、そのやりとりがすごく面白い。選挙のあり方や政治への関心度といった社会性も感じられるし、まだ文盲が多いイランの貧困も考えさせられます。  イラン映画、最後にほろりとさせるテクニックは上手いですね~

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kossy