シャーロット・グレイ
劇場公開日:2002年12月14日
解説
第二次世界大戦中、占領下のフランスのレジスタンス運動に身を投じた女性の情熱的な魂の旅を描いたストーリー。原作は、セバスチャン・ホークス。監督は、「若草物語」「オスカーとルシンダ」のジリアン・アームストロング。出演は、「オスカーとルシンダ」「エリザベス」のケイト・ブランシェット、「あの頃ペニー・レインと」のビリー・クラダップ、「ゴスフォード・パーク」のマイケル・ガンボン、「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」のロバート・ペンリー・ジョーンズほか。
2001年製作/121分/アメリカ
原題または英題:Charlotte Gray
配給:UIP
劇場公開日:2002年12月14日
ストーリー
看護婦のシャーロット・グレイ(ケイト・ブランシェット)は、汽車で出会ったリチャード(ジェームズ・フリート)に誘われたパーティーでパイロットのピーター(ルパート・ペンリー・ジョーンズ)と出会い、恋に落ちる。その折、リチャードからはフランスのレジスタンス運動に誘われる。その数週間後、ピーターは行方を失い、彼女はフランスへと向かう。そこで地元レジスタンスのリーダー・ジュリアン(ビリー・クラダップ)は、ユダヤ人の幼い兄弟を匿う父ルベード(マイケル・ガンボン)の元へ彼女を送る。指令をこなす中で多くの仲間を失い、ジュリアンもシャーロットも、誰も信じられなくなっていく。そしてある時、彼女の体を狙っていたルネック(アントン・レッサー)と役人が、ユダヤ系のルベードか子供達を引渡すように迫る。ジュリアンは父を引き渡すが、その後、兄弟も連行されてしまう。ジュリアンはルネックを殺し、シャーロットにここから逃げようと誘うが、彼女は断る。何かしなければいけない、と心に決めていたのだ。そして彼女は、収容所へ向かう列車に乗り込んだルベードに、「幼い兄弟の親から」として書いた手紙を託す。その後、死んだと思っていたピーターに再会するが、彼には別れを告げ、フランスへと赴くシャーロット。そこで再会したジュリアンに初めて自分の名を明かし、ふたりはきつく抱き締めあうのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジリアン・アームストロング
- 脚色
- ジェレミー・ブロック
- 原作
- セバスチャン・フォークス
- 製作総指揮
- ポール・ウェブスター
- ロバート・バーンスタイン
- ハンノ・ヒュース
- 製作
- サラ・カーティス
- ダグラス・レイ
- 共同製作
- エリノア・デイ
- キャサリン・カー
- 撮影
- ディオン・ビーブ
- 美術
- ジョゼフ・ベネット
- 音楽
- スティーブン・ウォーベック
- 編集
- ニコラス・ボーマン
- 衣装デザイン
- ジャンティ・イェーツ
- キャスティング
- キャスリーン・マッキー
- アソシエイト・プロデューサー
- キャシー・ロード
- 字幕
- 戸田奈津子