ディナーラッシュ

劇場公開日:

解説

ニューヨークの人気レストランを舞台に繰り広げられる一夜の出来事を描いたスリリングな群像ドラマ。監督は、数々のミュージックビデオやCMを手掛けてきたボブ・ジラルディ。自身がオーナーのニューヨークに実在するレストラン“ジジーノ”でロケし、キッチンの雰囲気を臨場感たっぷりに再現する。

2001年製作/99分/アメリカ
原題または英題:dinner rush
配給:シネマパリジャン
劇場公開日:2002年9月14日

ストーリー

冬のニューヨーク、トライベッカ。イタリアン・レストラン“ジジーノ”のオーナー、ルイスは、長年のビジネスパートナー、エンリコがギャングに殺害されて滅入っていた。もう一つルイスを悩ませていたのは、彼の息子ウードの存在。イタリア帰りのウードはルイスの反対を押し切り、伝統的な家庭料理で街の人々に愛されてきたこの店を、おしゃれな人々が集うトレンディ・レストランへと変えてしまったのだ。やがて日が沈み、今日もまた忙しい“ディナーラッシュ”の時間がやって来た。しかし、今夜はいつもとどこか様子が違うようだ。

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スタッフ・キャスト

監督
脚本
リック・ショーネシー
ブライアン・カラタ
製作総指揮
フィル・スアレズ
ロバート・チーレン
ロバート・スチュアー
マイケル・ボーモール
製作
ルイス・ディジアイモ
パッティ・グリーニー
撮影
ティム・アイヴス
美術
アンドリュー・バーナード
音楽
アレクサンダー・ラサレンコ
音楽監修
アレックス・ステイヤーマーク
編集
アリソン・シー・ジョンソン
衣装デザイン
コンスタンス・パヴロウニス
キャスティング
ステファニー・コルサリーニ
字幕
石田泰子
その他
増田統
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映画レビュー

4.0観逃していた良作

2024年12月9日
PCから投稿

【鑑賞のきっかけ】
2002年の日本での劇場公開時には、全くノーチェックで、その後も、その存在を知りませんでした。
たまたま、ある映画情報のメールの中に、オススメ作品として紹介されていたことから、動画配信で鑑賞してみることにしました。

【率直な感想】
あまり有名な作品ではないですが、率直に言って、かなり出来映えの良い作品ではないかと考えています。

物語の冒頭で、ルイスというニューヨークで25年にわたり、「ジジーノ」という料理店を経営している人物が、その仲間をギャングに射殺されてしまうという事件が起こります。
物語は、今はイタリア料理店となっている「ジジーノ」店内で繰り広げられるある一夜の人間模様が描かれます。
店の片隅で店内の様子を見守るルイス。その息子で、料理長を務めるウード。そして副料理長のダンカン。
この三人を中心として、映像は、客としてテーブルを囲む面々の会話や、厨房での戦場さながらの料理づくりのシーンなどが織り込まれる、いわゆる群像劇のスタイルをとっています。
冒頭で、ルイスの仲間を殺すという犯罪が起きているものの、「ジジーノ」での一夜という群像劇が始まると、そこで、交わされる会話や、作られる料理の見事さに目を奪われて、「サスペンス」であることを忘れてしまいました。

そこが、本作品の巧みなところで、ラストの意外な展開を観て、私は、これが「サスペンス」だということを再認識するとともに、その物語構成の緻密さに、驚嘆させられました。

【全体評価】
群像劇の裏で巧みに仕組まれた事柄の全貌が明らかになるラストは、正に「サスペンス」の真骨頂とも呼べるもので、高く評価したくなる作品でした。

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悶

3.0ガチャガチャしてた

2024年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

よくわからない映画だった。
実在のレストランということで、宣伝も狙ったのかな。

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bigsuke

5.0良い映画

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

別になにか教訓やらがあるわけじゃなくって、
愛する家族と、打ち込める仕事と、うまい食事があれば最高だなって。
ほんとしみじみ、良い映画だと思う。

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mar

2.5半径1Km未満で展開する映画?

2023年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

いきなり人が殺されるなど思っていた映画と違うと出だしから感じた。
レストランの調理場とレストラン内の描写が多く流行っているのはわかるが落ち着きのないドタバタした料理を創る場面に罵声が飛び交ったりわがままな客の相手でドタバタしたりする映像が流れ続ける。だから料理もおいしく見えなかった。
この映画で何を描きたいのか、理解できなかった。
意外と評価も高かったのも理解できなかった。
もう一回観ても同じ感想になりそう。

この映画の制作費の諸費用、特に交通費は安かっただろうというのは想像できた。

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♪エルトン シン