金色の嘘
劇場公開日:2002年1月12日
解説
20世紀初頭欧米の上流社会に生きる人々の恋愛模様を描くドラマ。監督は「シャンヌのパリ、そしてアメリカ」のジェームズ・アイヴォリー。製作は彼と長年コンビを組むイスマイール・マーチャント。脚本もアイヴォリー作品でおなじみのルース・プラーヴァー・ジャブヴァーラ。原作は文豪ヘンリー・ジェイムズの小説『金色の盃』。撮影は「ポーリー」のトニー・ピアース=ロバーツ。音楽は「ヴァンドーム広場」のリチャード・ロビンス。美術は「コーンウォールの森へ」のアンドリュー・サンダース。衣裳は「オネーギンの恋文」のジョン・ブライト。出演は「理想の結婚」のジェレミー・ノーザム、「宮廷料理人ヴァテール」のユマ・サーマン、「パール・ハーバー」のケイト・ベッキンセール、「背信の行方」のニック・ノルティ、「エバー・アフター」のアンジェリカ・ヒューストン、「恋するための3つのルール」のジェイムズ・フォックスほか。
2000年製作/130分/イギリス・アメリカ・フランス合作
原題または英題:The Golden Bowl
配給:シネマパリジャン
劇場公開日:2002年1月12日
ストーリー
1903年、没落したイタリア人貴族のアメリーゴ公爵(ジェレミー・ノーザム)は、恋人シャーロット(ユマ・サーマン)に別れを告げ、米国の富豪ヴァーヴァー(ニック・ノルティ)の娘で、シャーロットの親友でもあるマギー(ケイト・ベッキンセール)と結婚する。それから2年後、シャーロットはなんとヴァーヴァーと結婚してしまい、シャーロットとアメリーゴは義母と娘婿の関係になった。3年後のロンドン、社交界の華となったシャーロットは、アメリーゴと不倫の関係に陥ってしまう。マギーはひょんなことから2人の関係を知ってしまい、アメリーゴを叱責するが、やがて夫婦は信頼感を回復させていく。そしてマギーとの愛を貫くことに決めたアメリーゴは、ヴァーヴァーの庇護から離れてローマで暮らすことを決意。悲嘆の涙にくれるシャーロットは、ヴァーヴァーに抱きしめられアメリカへと旅立っていくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェームズ・アイボリー
- 脚本
- ルース・プラバー・ジャブバーラ
- 原作
- ヘンリー・ジェームズ
- 製作総指揮
- ポール・ブラッドリー
- リチャード・ハウリー
- リチャード・ロビンズ
- 製作
- イスマイル・マーチャント
- 撮影
- トニー・ピアース=ロバーツ
- 美術
- アンドリュー・サンダース
- 音楽
- リチャード・ロビンズ
- 編集
- ジョン・デイヴィッド・アレン
- 衣装デザイン
- ジョン・ブライト
- 字幕
- 石田泰子
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Prince Amerigoジェレミー・ノーサム
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Charlotte Stantユマ・サーマン
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Maggie Ververケイト・ベッキンセール
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Adam Ververニック・ノルティ
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Fanny Assinghamアンジェリカ・ヒューストン
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Bob Assinghamジェームズ・フォックス
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Lady Castledeanマデリーン・ポッター
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Lord Castledeanニコラス・デイ
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Principino at Five Yearsダニエル・バイアム・ショウ
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Antique Shopkeeperピーター・アイアー
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Mr. Blintロビン・ハート
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Portland Place Butlerアンソニー・ビーヴァン
受賞歴
第53回 カンヌ国際映画祭(2000年)
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | ジェームズ・アイボリー |