ふたりの男とひとりの女
劇場公開日:2001年2月10日
解説
二重人格の男が、1人の女性に恋する試練と災難を描いたコメディ。監督・脚本は「メリーに首ったけ」のボビー&ピーター・ファレリー兄弟。製作はブラッドリー・トーマス。撮影はマーク・アーウィン。編集は「アメリカン・ビューティー」のクリストファー・グリーンバリー。出演は「グリンチ」のジム・キャリー、「プロポーズ」のレニー・ゼルウィガー、「ロミオ・マスト・ダイ」のアンソニー・アンダーソン、「ブルワース」のモンゴ・ブラウンリー、ジェロード・ミクソン、「アメリカン・ビューティー」のクリス・クーパー、「ヒマラヤ杉に降る雪」のリチャード・ジェンキンス、「ジャッキー・ブラウン」のロバート・フォスターほか。
2000年製作/117分/アメリカ
原題または英題:Me,Myself & Irene
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:2001年2月10日
ストーリー
ロードアイランド州の警察で18年間勤務してきた、マジメでお人好しなベテラン警官チャーリー(ジム・キャリー)。しかし、妻レイラ(トレイシー・ハワード)が黒人運転手の間に子供を作り、駆け落ちされた怒りとショックを内に押し込めてきた彼は、大きなストレスを抱え続けてきた。そしてある日、彼の体の中にチャーリーとは違う、卑猥で下品で乱暴な人格ハンクが生まれてしまう。そんな時、チャーリーは署に連行されてきた女性アイリーン(レニー・ゼルウィガー)をニューヨークまで護送することになる。アイリーンはディッキー(ダニエル・グリーン)が経営するゴルフ場で芝生管理をしていたが、自分の陰の悪事をアイリーンに知られたと思ったディッキーは、彼女を殺そうとして追っていた。アイリーンはチャーリーに助けを求め、チャーリーは彼女に惹かれるが、ほどなくハンクの人格が顔を出し、その豹変ぶりにアイリーンはびっくり。そしてハンクも彼女に恋し、2つの人格がアイリーンをめぐって争うようになる。やがて追ってきたディッキーに、アイリーンがさらわれる。ほっておけというハンクに対し、チャーリーは必死に追いかけ、見事アイリーンを助け出す。一件落着。警部補に昇進したチャーリーはアイリーンにプロポーズし、2人はめでたく結ばれるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ボビー・ファレリー
- ピーター・ファレリー
- 脚本
- ピーター・ファレリー
- マイク・チェローネ
- ボビー・ファレリー
- 製作総指揮
- チャールズ・B・ウェスラー
- トム・シュルマン
- 製作
- ブラッドリー・トーマス
- ボビー・ファレリー
- ピーター・ファレリー
- 撮影
- マーク・アーウィン
- 美術
- シドニー・J・バーソロミュー・Jr.
- 音楽
- ピーター・ボーン
- リー・スコット
- 音楽監修
- トム・ウルフ
- マニシュ・ラヴァル
- 編集
- クリストファー・グリーンバリー
- 衣裳
- パルマ・ウィザーズ
- 字幕
- 松浦美奈