トゥルー・ストーリー(1996)

劇場公開日:

解説

新作映画の撮影をめぐり、現実とフィクションの垣根を越えて展開される人間ドラマ。監督・製作・脚本・編集は「ダンス・オブ・ダスト」のアボルファズル・ジャリリ。本人役で出演も。1996年ナント三大陸映画祭グランプリ受賞。

1996年製作/125分/イラン
原題または英題:Yek Dastan-E Vaghe'I
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2001年12月26日

ストーリー

新作『時計の息子』の主演に適した少年を探すジャリリ。ある日、パン屋で働くサマドに目をつけるが、彼は足が悪く早急の手術が必要だった。そこで映画は予定を変更し、サマドの治療の過程を追うドキュメンタリーを撮影することになる。しかし一度は治療風景の撮影を承諾した医師が、撮影を断ってきた。結局顔を映さないことで合意を得て、いよいよ手術の日。手術は無事終了し、詰め掛けた大勢の報道陣によりフラッシュがたかれるのだった。

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