王は踊る
劇場公開日:2001年7月20日
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解説
実在のフランス国王ルイ14世と宮廷音楽家リュリの秘められた愛の物語。監督・脚本は「カストラート」のジェラール・コルビオ。原作はフィリップ・ボサンの『リュリ、もしくは太陽の音楽家』。撮影はジェラール・シモン。美術は「聖なる狂気」のユベール・プイユ。衣裳は「シリアル・ラヴァー」のオリヴィエ・ベリオ。出演は、「年下のひと」のブノワ・マジメル、「君が、嘘をついた。」のボリス・テラル、「パトリオット」のチェッキー・カリョ、「パリのレストラン」のクレール・ケーム、「ティコ・ムーン」のヨハン・レイゼンほか。
2000年製作/115分/ベルギー・フランス・ドイツ合作
原題または英題:Le Roi Danse
配給:日本ヘラルド映画(アミューズピクチャーズ=日本ヘラルド映画 提供)
劇場公開日:2001年7月20日
ストーリー
1643年、ルイ14世(エミル・タルディング)は5歳にしてフランス国王になる。だが14歳になった今も政治の実権を握っているのは、母のアンヌ(コレット・エマニュエル)と宰相マザラン(セルジュ・フイヤール)で、ルイに与えられた権利はギターとダンスだけだった。その頃、イタリアからやって来た音楽家にして舞踏家のリュリ(ボリス・テラル)と出会ったルイは、彼の振り付けたダンスによって太陽王のイメージを人々に知らしめていく。そして1661年、ルイ(ブノワ・マジメル)が22歳の時、マザランが死去。全権を握ることになったルイは、まず王立舞踏アカデミーの設立を命じ、フランスの改革をはじめる。スペインの王女マリ=テレーズ(ヴェロニク・マイユ)と政略結婚したルイは、リュリにもマドレーヌ(セシール・ボワ)という娘との結婚を命じる。しかしリュリは実は男色家で、ルイを密かに愛していた。一方、どんどん権力を増していくルイは、作家モリエール(チェッキー・カリョ)の活動を支援したり芸術活動に力を入れていくが、やがて母が死の床につき、名実ともに国を支配する立場になると、芸術に対する興味が失せてしまう。1687年、リュリは怪我がもとで足を切断する必要に迫られるが、王と踊った足は切れないと手術を拒否、そのまま息を引き取るのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェラール・コルビオ
- 脚本
- エーブ・ド・カストロ
- アンドレ・コルビオ
- ジェラール・コルビオ
- 原作
- フィリップ・ボサン
- 製作
- ドミニク・ジャンヌ
- 撮影
- ジェラール・シモン
- 美術
- ユベール・プイユ
- 音楽顧問
- ダニエル・リプニク
- 音楽監修
- ラインハルト・ゲーベル
- 編集
- ルド・トロフ
- フィリップ・ラボエ
- 衣裳
- オリビエ・ベリオ
- 字幕
- 古田由紀子
-
Louis XIVブノワ・マジメル
-
Jean-Baptiste Lullyボリス・テラル
-
Moliereチェッキー・カリョ
-
Anne d'Autricheコレット・エマニュエル
-
Madeleine Bejartセシール・ボワ
-
Julieクレール・ケイム
-
Cambertヨハン・レイゼン
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Contiイドビグ・ステファーヌ
-
Louis XIV age 14エミル・タルディング
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Cambefortジャック・フランソワ
-
Mazarinセルジュ・フイヤール
-
Marie-Tereseヴェロニク・マイユ
-
Amande Bejartカロリーヌ・ヴェイ
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Melle de la Valliereセゴレーヌ・ピアトン
-
Mme de Montespanイングリッド・ルイフ
-
Mme de Maintenonヴァレリー・ガブリエル