ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアン・モンキー

劇場公開日:

解説

90年代初頭、香港で大人気を誇った武侠アクション「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの姉妹編。同シリーズの主人公、英雄・黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)の父親・黄麒英(ウォン・ケイイン)と、少年時代のフェイフォンの活躍を描く。製作・脚本はシリーズを手掛けた、「金玉満堂/決戦!炎の料理人」のツイ・ハーク。監督・武術指導は『フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳』(V)のユエン・ウーピン。エグゼクティヴ・プロデューサーは「レッド・ブロンクス」のレイモンド・チョウと「ペディキャブ・ドライバー」のウォン・インハン、撮影は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱」のアーサー・ウォンと談志傳、音楽は「ターゲット・ブルー」のウィリアム・フーと楊奇昌、編集は「ターゲット・ブルー」アンジー・ラムと陳志偉がそれぞれ担当。出演は「天地大乱」ではフェイフォンの敵役を演じた、「ドラゴン・イン/新龍門客棧」のドニー・イェン、「プロジェクトS」のユー・ロングアン、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」のヤン・サイクワン、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの主題曲などで知られるジェームズ・ウォンほか。

1993年製作/89分/香港・台湾合作
原題または英題:少年黄飛鴻之鐵馬[馬留] The Iron Monkey
配給:ツイン
劇場公開日:1996年2月10日

ストーリー

清朝末期。浙江。飢饉に襲われた当地では悪徳役人がはびこり、重税を課して庶民を苦しめていたが、そこに義賊・鉄猿という謎の男が登場。総督はじめ、悪徳役人から金品を奪い、貧しい人々に分け与え、庶民の英雄となっていた。そんな折り、医師にして武道家のウォン・ケイイン(ドニー・イェン)とその息子フェイフォン(ツァン・シーマン)は、医師ヤン(ユー・ロングアン)と知り合い、恩を受ける。美しい伴侶・シューアン(ジーン・ウォン)を片腕に、地元で百草堂なる薬局を経営し、名医と慕われるヤンだったが、実は彼こそが義賊・鉄猿だった。その矢先、少林寺を裏切ったことで悪名高い、行空大師(ヤン・サイクワン)が監督官として当地に来訪。行空は総督を追い出し、良識派の役人サンガンらのいさめもきかず、暴虐のかぎりを尽くす。彼は目障りな鉄猿とケイインをおびき出すため、フェイフォンを人質にとる。少林寺の必殺技“金剛手”を武器に、向かうところ敵なしの行空に、ケイインとヤンは力を合わせて立ち向かい、フェイフォンを救出し、激闘の末、行空を倒すのだった。

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映画レビュー

4.5アイアン・モンキー〜1995

2020年8月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

20200728
ワンチャイ・アイアンモンキー 1993

英語吹き替え版で鑑賞。
ドニーさんが全面的に出てくるのかと思ったら、ドクター役のヤンさんとダブル主演みたいな感じなのかな。コミカルな感じが否めませんが、功夫技術はすごいです。
子役がほんとにジェット・リーのウォン・フェイフォンを彷彿とさせる素晴らしい動き!

ドニーさんのアクションは、一つ一つの所作が一級品。美しゅう。チャンパオが良くお似合いで、闘いの合間にピシッと整える様が素敵。ドラゴン・インの時と並んで、お顔もシュッとしていて、厳しくも愛ある父親役。
つまみ食いがかわいい。

ドクターが活躍するので、薬草がいろいろ出てきます。
フェイフォンの発熱時に薬湯に浸からせて、竹筒で吸球。毒に侵されたあとには、刺絡と、毒を持って毒を制すような処方箋。ムカデの毒とかいろいろ?

ほんとはウォン父のケイインも漢方医のはずなので、ドニーさんの鍼姿も見たかったなぁ。

アクションがすごいのに、子役もドクターも助手の女性も他にあまり出て無いのかしら。
(ドクター役の方はユー・ロングファン。狂言出身で、ドニーのcoolとか危機一髪とか、アンディ・ラウの三国志など出ているそう。)

ラスボス役の竹中直人似の人は、ワンチャイの天地黎明の人か!ドラゴン・インとかにも出てました。

追記
なんと、子役の曾思敏(ツァン・シーマン)は女の子ー!1980年生まれ!

2020 0809
ワンチャイ天地雷鳴 Heroes Among Heroes 1993

中国語&英語字幕で鑑賞。アイアン・モンキーの2ヶ月後に公開。 ドニーさんが酔拳の高手という蘇乞兒(そかし)役です。

なんでこの作品、話題にならないんでしょう?
ドニーさんの役の中でかなり好き!!
強くて自信家の金持ち坊っちゃんのヤンチャっぷりがとっても上手!
貧民の人達に定期的に食べ物を持って行ったり、その中の達人に功夫を習っていたり、お父さんが叔母さんに叱られて閉じ込められた時にもお酒を持ってこっそり会いに行ってあげたり、素直ないい子なのです。前半はコメディタッチ強めで、 笑太極を思い出してしまう雰囲気。曲もコミカルだし。

正義感の強さゆえの太鼓のシーンも素敵だし、それで怪我しちゃった人たちに悪びれも無いのは、ソー・チャンのキャラクターを表すのに必要だったのでしょう。
アクションシーンも美しいし(あまり動画集で出てこないような?)、だんだんヤク中(アヘン中毒)になってったり、下戸からの酔拳だったり、いつもと違う姿をいっぱい見せてくれたし、今は貴方しかいないって腕に噛み付く姿がなんともセクシーで、ズキュンときてしまったわい。監禁されてたのにいつの間にか外に出られたのは謎です。

単純だからすぐ騙されちゃうし、辮髪に被ってる帽子がキャップを後ろ向きに被ってる少年に見えてしまうくらいあどけなかった。
ドニーさん30歳くらいよね??
プライドが高くてちょっと天狗なドニーさん自身とも被ってるんじゃないかと、、、
悪役のようで憎めない、たぶん放映当時に見てたとしても、恋してしまったかもしれない、愛すべきキャラクター。
ウォン師父役は、ジェット・リーが降板してしまったのでワン・ゴクさんが演じてました。真面目な感じと顔や眼の丸さが仏さまのようでした。みんなすごいのに、ドニーさんが出るとほんと華があってビックラこいた。

⭐️⭐️⭐️⭐️半♡

20200810
Wing Chun 詠春 (日本名 詠春拳) 1994

フランス語吹き替え〜笑
ミシェール・ヨー姐さんとの共演。
ユエン・ウーピンやドニーさんがコレオグラフィを担当しているそうで、さすがの見応え!

ミシェールさんが、美しいマルシアに見えてしまいまして、吹き替えの人の「はっ!はっ!」という掛け声が過剰で気が散りました。

ドニーさんは、最初の30分近く登場なし。
頭巾に錆色シャツなど独特なファッションで、かわいい。強いのにいつもやられちゃって、かなりセーブしてる感じ。ミシェール姐さん演じる詠春が大好き(最初は河北麻友子風のお姉ちゃんが詠春と勘違いしてたけど)で、ニコニコ、コロコロしてます。
新流星胡蝶剣の時に悲恋だったのを成就させてあげた感じかしら。

日本語版は廃盤らしく、見られないかなぁ。

⭐️⭐️⭐️⭐️

20200810
Circus Kids 幻影拳 ザ・マジック・カンフー 1994
中国語版。日本では未公開。
1940年台初頭、ユン・ピョウ主演のサーカス団と阿片マフィアの話。
ユン・ピョウがガチでサーカス公演しててすごい。ちょっときつそうだけど、、、
ドニーさんは警察の隊長さん。いきなり一目惚れしちゃうし。事情聴取中にその女性の絵を描くという、、胡蝶剣の名場面を思い出す(笑)ベイ・ローガンも出てきます。
ロー・ワイコンが邪神拳に続き、悪役な上に炎にやられてしまうという。サーカスの技がアクションにも生きる、ような感じ。子供たちも活躍して、ホーム・アローン的になりそうでそうでもない。

サーカスのシーンも、阿片アジトも爆破されて、当時の撮影の最先端だったんかな。
ドニーさんは助演っぽくて画は少ないですが、たまに出るアクションはやっぱりキレイ。ベイ・ローガンのヤラレ顔がちょっとカワイイ。周りと比べて顔立ちも端正なので、ハンサムポジションなのかなぁ?カッチリ制服かっこいい。
⭐️⭐️⭐️

20200812
〜洪熙官も並行で視聴中〜

めっちゃ面白い。ほしい。広東語版しか30話見られない。。
ワンチャイの雰囲気もあり、ドラゴンボールにハマったようなワクワク感がある。毎回ドニーさんの美しい武術が見られるし、3話でパパとやり合う棒術もたまらん。

主題歌もドニーさんの「理想」

⭐️⭐️⭐️⭐️半

20200817
ドラゴン電光石火'98 High voltage 1995(1994?)

英語版で視聴。毎度の血の気の多い警察官役。全編マニラで撮影したそうです。
全体的に画面が暗い(笑)これが低予算製作の宿命か。でもなんだか顔の肌ツヤがいい(笑)髪の長さがまちまちなのは、狙いなのか撮影期間の問題なのか。短い時はイップ師匠みたい。

敵役のおっきい人は、インファナル・アフェア2のハウの側近役のロイ・チョン。金子賢をでっかくした感じ。なんとなく印象的で覚えちゃう人(2014大麻所持で捕まってしまったみたい)。ドニーの奥さんに対して鬼畜。

ドニーさん、すぐ犯人を殺しちゃう暴れん坊なもんだから、仲間からも煙たがられているみたい。お風呂ショットからのバスローブでの闘いなんかもあります。
ガンアクション多め。お祭り会場に車が突っ込むとか、あまり必要性は無いながら派手な演出も。
タバコのシーンが多いのも、時代を感じるなぁ。

ドニーさんが、マイケルでもベイ・ローガンでもない人と肉弾戦!ロイとの肉弾戦もあって、やはり生身のアクションになると、待ってましたーー!という感じ。すごいのねー。

全編暗い中、異様に鮮やかな青空と雲を背負ったドニーさんのシーンがあったなぁ。
YouTubeにあったアクションシーンだけの動画は鮮明なので、私が見た映像が悪かったのかもしれない。

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osinco

2.0クオリティまでもサイド扱い・・

2019年3月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

 本筋と同じ監督、制作会社、そして、主演:ドニー・イェンを擁して、なんでこんなB級映画みたいな感じになってしまったのか、、すごく残念。。
 過剰なワイヤーアクション、あんなスーパーマンみたいなダイブはちょっとげんなり。そして、稚拙なストーリーに、頭の悪い悪党たち。ついには、伸びるラスボスの腕(袖?)笑 燃え盛る炎の中の柱の上での最後の戦いは、怒涛の丸だしワイヤー演出。。もはや絶句。
 そんな演出だからか、ドニーさんのアクションも他の作品より映えてなかった。ただ、ウォン・フェイフォン役の子はよかった。ジェット・リーのウォンを彷彿とさせるようなカンフーアクションは素晴らかった。

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かつ

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