ワン・オン・ワン
劇場公開日:1978年3月4日
解説
高校バスケットボールの花形選手が大学に入り、人生のターニング・ポイントを乗り越えるまでを描く青春映画。製作はマーティン・ホーンステイン、監督は「ラスト・アメリカン・ヒーロー」のラモント・ジョンソン、脚本はロビー・ベンソンとジェリー・シーガル(ノヴェライゼーション/立風書房刊)、撮影はドナルド・M・モーガン、美術はシャーマン・ラウダミルク、音楽はチャールズ・フォックス、編集はロビ・ロバーツが各々担当。出演はロビー・ベンソン、アネット・オトゥール、G・D・スプラドリン、ゲイル・ストリックランド、メラニー・グリフィス、ジェームズ・G・リチャードソン、エクトー・モラレス、コリー・フォーチャーなど。
1977年製作/アメリカ
原題または英題:One on One
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1978年3月4日
ストーリー
高校バスケットボールの花形選手ヘンリー(ロビー・ベンソン)は、4年間の奨学金を約束するウェスタン大学に入学する。だが、いざ入学してみると今までバスケットボールが好きでいただけでは、スポーツ選手としてはやっていけない。さらに学業なんかに縁のないヘンリーのためにやって来た家庭教師のジャネット(アネット・オトゥール)も、ヘンリーを軽蔑。肝心のバスケットボールでも178センチの彼はチビあつかいでチームの中でも空転するばかり。数ヵ月前には、彼に大学への入学を説得していたコーチのスミス(G・D・スプラドリン)の態度も変化してきた。ヘンリーがそれでも奨学金を辞退しないと、スミスは、精神・肉体的ヘンリーを虐待する。だが、そんな屈服しない彼をみて、ジャネットの心はゆれうごいた。試合中はベンチ入りのヘンリーは、ジャネットの愛に励まされ、試験勉強に打ち込む。スミスが学科の成績の悪さでヘンリーの奨学金を取り上げようとたくらんだからだ。しかし、ヘンリーはジャネットから人生の他の色々なものも教えてもらう。一方、ウェスタン大学バスケットボールは順調に勝ち進み、残る大試合だけ。でも、トラブルは続出し、スミスはベンチ入りしていたヘンリーを渋々コートに出させた。だが、彼の活躍は目ざましく、彼の華麗なテクニックはついに、チームに優勝をもたらす。翌日、ヘンリーはスミスに呼ばれ、これからはチームのスターとして待遇を改め、奨学金の方も保証する、といわれる。しかし、ヘンリーは相手にしない。その場でチームを辞め、ジャネットと共に大学を後にした。新しい人生に向かって--。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ラモント・ジョンソン
- 脚本
- ロビー・ベンソン
- ジェリー・シーガル
- 製作
- マーティン・ホーンステイン
- 撮影
- ドナルド・M・モーガン
- 美術
- シャーマン・ラウダミルク
- 音楽
- チャールズ・フォックス
- 編集
- ロビ・ロバーツ
- 字幕
- 高瀬鎮夫