鷲は舞いおりた
劇場公開日:1977年8月13日
解説
チャーチル暗殺に命を賭けたドイツ軍の男達の活躍を描く戦争冒険映画。製作はジャック・ウィナーとデイヴィッド・ニーヴン・ジュニア、監督は「マックQ」のジョン・スタージェス、脚本はトム・マンキーウィッツ、原作はジャック・ヒギンズ(早川書房刊)、撮影はアンソニー・リッチモンド、特殊効果はロイ・ホワイブロー、音楽はラロ・シフリンが各々担当。出演はマイケル・ケイン、ドナルド・サザーランド、ロバート・デュヴァル、ジェニー・アガター、ドナルド・プレザンス、アンソニー・クェイル、ジーン・マーシュなど。
1976年製作/123分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:The Eagle has Landed
配給:東宝東和
劇場公開日:1977年8月13日
ストーリー
1943年9月12日。イタリー山中に監禁されていたムッソリーニ救出にドイツ軍は成功した。ヒムラー(ドナルド・プレザンス)はヒットラーの命令下、次の作戦をラドル大佐(ロバート・デュヴァル)に命じた。チャーチル誘拐作戦だ。ラドルは自分の軍人生命を賭け、作戦を練る。チャーチルがイギリス東海岸のスタドリーで静養する時に作戦を……。ラドルは作戦のリーダーにスタイナー(マイケル・ケイン)、そして工作員にIRAのデブリン(ドナルド・サザーランド)を選んだ。早朝、デブリンの出発と共にこの『イーグル作戦』を決行された。デブリンは先にスタドリーへ着き、そこの女スパイのジョアンナ(ジーン・マーシュ)と共に行動を開始する。そして村の娘モリー(ジェニー・アガター)と愛しあう彼。やがて、デブリンからの電信を受け、ラドルはスタイナーに出撃を命じた。1943年11月6日早暁、スタイナー以下16名のイーグルはイギリスに舞いおりる。ポーランド軍に扮した彼ら。数時間後にチャーチルが来る--。だが、水車に巻き込まれた少女を救った彼らの1人が、逆に巻き込まれて死に、下に着てたドイツ軍服が村人にみつかってしまった。急を聞いてかけつけたアメリカ軍との戦闘で、村は戦場と化し、イーグル達は死んでいった。ただ1人スタイナーはのがれ、チャーチルの到着を待つ。アメリカ軍の包囲網を抜け、やがて現われたチャーチルにむけスタイナーの銃が火を吹いた。倒れ行くチャーチルの影武者。実のチャーチルはテヘラン会談に出席中なのだ。作戦は闇に葬られた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・スタージェス
- 脚本
- トム・マンキウィッツ
- 原作
- ジャック・ヒギンズ
- 製作
- ジャック・ウィナー
- デイヴィッド・ニーヴン・Jr.
- 撮影
- アンソニー・リッチモンド
- 音楽
- ラロ・シフリン
- 編集
- アン・V・コーツ
- 特殊効果
- ロイ・ホワイブロウ
- 字幕
- 清水俊二