浮き雲

劇場公開日:

解説

電車の運転手ラウリとその妻でレストランの給仕長イロナは、不況のあおりを受けて同時期に失業してしまう。2人は職探しを始めるが、なかなかうまくいかず……。フィンランドのアキ・カウリスマキ監督が、皮肉をちりばめた独特のタッチで描く。出演者にはカティ・オウティネンやカリ・バーナネンら、カウリスマキ作品の常連が勢揃い。また本作の撮影前にこの世を去ったマッティ・ペロンパーも、写真というかたちで特別出演している。

1996年製作/96分/フィンランド
原題または英題:Kauas pilvet karkaavat
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1997年7月19日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第49回 カンヌ国際映画祭(1996年)

出品

コンペティション部門
出品作品 アキ・カウリスマキ
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)Sputonik OY

映画レビュー

5.0観て良かった!

2024年12月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

次々起こる辛い出来事を淡々と受け入れながらも前向きに行動する主人公とそれを支える健気な夫。普通なら喧嘩になりそうなのに、夫婦で支えあう姿が素晴らしかった。ラストは幸せな気持ちになれた。観て良かった!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おむすび

4.5あるご夫婦。不況のあおりで、それぞれ同時期に失業し、職探しに難航す...

2024年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

あるご夫婦。不況のあおりで、それぞれ同時期に失業し、職探しに難航する様子。
家具やら財産やら次々失い、苦しいはずなのに
いたって飄々とした様子を演じられて。
カウリスマキ監督の作品で描かれる労働者は、そういう飄々とした見せ方が多いですが。

苦しく、次々に失うものも多いのですが
ラストは、救いの手や明るい兆しも見えてくる
悪い事ばかりでもないよと、後味の良い物語でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
woodstock

4.0後味が良い

2024年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

幸せ

 ヘルシンキの市電運転士ラウリと、レストランの給仕長のイロナの夫婦。不況のため同時期に失職してしまい、二人は再就職に奔走する。ラウリはバスの運転手とし て雇われるところ、健康診断に引っ掛かり免許も失う。イロナは厨房の職を得て、はりきるも給料が。
 不況にあえぐ人々を、アキ・カウリスマキ監督がいつものとぼけた感じで描いています。レストランの最後の盃に、ジュースが一つあるのが大笑い。今回は幅広いジャンルの音楽が使われています。そしてラストの後味が良い。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sironabe

3.5やはり万事塞翁が馬❣️

2024年9月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
りか