ロシアン・ルーレット(1991)

劇場公開日:

解説

ペレストロイカ下のヨーロッパを舞台に、陰謀にまきこまれた東西の腕利きエージェントがCIAとKGBを敵に回してサバイバル戦に挑むスパイ・アクション。監督・脚本は「スター・トレック2 カーンの逆襲」のニコラス・メイヤー、製作はスティーヴン・チャールズ・ジャッフェ、撮影はゲリー・フィッシャー、音楽は「ダイ・ハード」のマイケル・ケイメンが担当。

1991年製作/98分/アメリカ
原題または英題:Company Business
配給:松竹富士
劇場公開日:1992年1月15日

ストーリー

元CIAの腕利き局員サム・ボイド(ジーン・ハックマン)は久し振りにCIA本部に呼び出された。元CIA長官ジャッフェ(カートウッド・スミス)によると、69年にソ連で捕虜となったパイロット、ソベルと7年前に捕まったKGBのスパイ、ピーター・グルシェンコ(ミハイル・バリシニコフ)を200万ドルをつけて交換せよというのだ。サムは資金源が麻薬組織であることに疑念を抱くが、結局仕事を引き受けた。翌日、彼は刑務所でグルシェンコと対面し、強烈な印象を覚えた。このかつての敵もまた取引に不審の念を抱いていた。2人は指示通りベルリンに到着し、CIAのフリンと接触する。交換場所は地下鉄の廃墟。だが、今まさに人質が交換されようという時、サムは敵陣営から歩いてくるのがソベルではないことに気付いた。「罠だ!戻れ!」激しい銃撃戦が始まった。かろうじて逃げのびた2人はゲイバーに身を潜め、サムはジャッフェに報告を入れる。しかし、CIAもまたサムの抹殺を図っていた。サムは指示通りCIAの隠れ家へ向かう。危険を察知し、別行動をとっていたグルシェンコはその家に仕掛けられていた爆弾からサムを救った。2人の間には友情が芽生え始めていた。よるべなき逃避行の中でグルシェンコは驚くべき事実を明かした。ソベルはソ連で転向し、アメリカに戻って大学教授になりすまし組織づくりをしており、グルシェンコの逮捕を知ったKGBは彼を偽装誘拐したのだった。2人に二大巨大組織の魔の手が迫る。だが、凄腕スパイコンビは簡単に消されるタマではない。フランクフルトからストラスブール、そしてパリへ。スイス銀行で200万ドルをきれいな金に代えたグルシェンコの娘ナターシャ(ジェラルディン・ダノン)が敵の手におちた。彼らは200万ドルの引き渡しを要求してくる。グルシェンコは取引き現場のエッフェル塔に駆けつけた。しかし、それは罠で、彼は狙撃される。その狙撃手を撃ったのは罠を予期していたサムだった。サムは軽傷のグルシェンコとナターシャを救出し、遂に逃げのびることに成功した。

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