ロザリー・ゴーズ・ショッピング
劇場公開日:1990年3月3日
解説
ローンに追われるある主婦の姿を描くコメディ。製作・監督・脚本は「バグダッド・カフェ」のパーシー・アドロン、共同製作はエレオノラ・アドロン、共同脚本はE・アドロンとクリストファー・ドハーティー、撮影はベルント・ハインル、音楽はボブ・テルソンが担当。主演はマリアンネ・ゼーゲブレヒト、ブラッド・デイヴィスほか。
1989年製作/西ドイツ
原題または英題:Rosalie Goes Shopping
配給:KUZUIエンタープライズ
劇場公開日:1990年3月3日
ストーリー
ロザリー(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)はアーカンソー州スタットガードに、夫のレイ(ブラッド・デイヴィス)と7人の子供と暮らしている。複葉機でライス・フィールドに農薬を散布することが仕事のレイとは、彼が昔ロザリーの故郷ドイツのバイエルン北部バート・テルツに駐在していた頃、出会い、恋におちたのだった。彼女は浪費癖のある家族に囲まれて、一見やりくり上手に見えた。しかしロザリー自身、物質的欲望をコントロールできない張本人だった。37枚のクレジット・カードを使って法の網スレスレの生活を送っている彼女の心の慰めは、教会での神父(ジャッジ・ラインホルド)へのざんげだった。純真なクリスチャンである彼女は、告白することで自分の罪が浄化されると思い込んでいる。そんなロザリーの生活に、ある日パソコンが加わった。そして彼女は、町を再開発しようと計画している製鉄所のパソコン・ネットワークに割り込んで大量の金を横領し、町を救ったと思い込むのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- パーシー・アドロン
- 脚本
- パーシー・アドロン
- エレオノラ・アドロン
- クリストファー・ドハティ
- 製作
- パーシー・アドロン
- エレオノラ・アドロン
- 撮影
- ベルント・ハインル
- 音楽
- ボブ・テルソン
- 編集
- Heiko Hindkers
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第42回 カンヌ国際映画祭(1989年)
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | パーシー・アドロン |