ローマの休日のレビュー・感想・評価
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映画史に燦然と輝く傑作ラブコメ!
初めて観ましたが、ちょっと侮ってました。こんなに面白いとは。オードリー・ヘプバーンもこんなに魅力的だとは。ラストは泣かされました。デート楽しかったんだね…。(´;ω;`)グレゴリー・ペックも最高でした。
笑いあり涙ありの完璧なラブストーリー。映画好きでなくとも、生きてるうちに一度は観ておきたい傑作です。
映画史上に残る傑作だ。
純粋に無邪気な王女役、オードリー・ヘプバーンと、一見世慣れてるが、根は純朴な記者役、グレゴリー・ペックが、実に忘れがたく魅力的だ。
特に英国では、16歳年上で離婚歴があるタウンゼント大佐と恋に落ちながら、政府や王室の猛反対に直面し、結婚しないという声明文を出すしかなかったマーガレット王女のスキャンダルと、公開時期が被ったことでも知られる。
身分違いの男女が偶然出会って惹かれあうという、極めてシンプルな現代の寓話だからこそ、ユニークなエピソードを積み重ね、コメディとロマンスを織り交ぜた脚本や演出と、主演の2人の魅力的な好演が、おおいに輝きを持っている。
物語を通じて、上品かつ洗練された雰囲気の中、コメディタッチのユーモアもあり、温かさにあふれている。ロマンティック・コメディの1つの定型を確立し、後の作品に多大な影響を与えた、映画史上に残る傑作だ。
きゅんきゅん少女漫画やないかい
恋愛映画の金字塔
アービング、空気読んでくれてありがとう
劇場での鑑賞は約40年ぶりになります とても思い出の深い作品なので...
名作と呼ばれるに相応しい!!
初っ端の、「thank you♡」と一人一人にご挨拶をするシーンでもう既に心奪われる。「足痛、脱いじゃお」「やべ、履けない、やべ」とあせあせするオードリーヘップバーンが超絶お茶目でかわいい。
はじめて街にくりだす女王様、おめめキラキラで無敵でなんと美しいこと!!
散髪したてのシーン、こんなに似合うか!?てくらい似合ってるよね!?
ただの身分違いの恋物語かと勝手に思ってたけど、男は新聞記者でスクープを狙っているというハラハラ要素もあって、ぜんっぜん飽きません!
ギターでスーツの男をボコボコにするシーンは声出して笑った!笑
あんなに楽しい時間を過ごしていたのに、きちんと公務に自分から戻るのが偉いしかっこよかった...!
「責任のある立場だということをお分かりですか?」と詰められたときに、「分かっています。でなければ私はここに戻ってこなかった。」と凛とした表情で言うシーン(ちょっと詳細な記憶曖昧ですが)印象的でした。
最後の記者会見のとき、オードリーヘップバーンのなんとも言えない表情が絶妙だった...!
また会えたという気持ちと、新聞記者だったということを知った気持ち...。複雑な表情がうまかった...!
「ローマご滞在中の記念に」と写真を渡すの粋だったな〜!あの男の人も、散々振り回されたのに...良い奴だったな...!ライターのカメラもね!
オードリーの美しいこと
監督はフルカラーで撮りたかったそうですが、白黒ならではの趣のある映画だと思います。
オードリー・ヘップバーンの美しいこと。男性的で清潔な印象のグレゴリー・ペックとも相性が良くて素晴らしい。
ローマの休日は大好きな映画で、DVDも持ってるし何度も見ているのですが、字幕版ばかりで今回初めて吹き替え版をじっくり見て、吹き替えもいいものだと思いました。特に、広川太一郎さんの美容師マルコが素敵で印象的でした。そうそう、この人はこういう吹き替えをやる人だったなと懐かしく思い出しました。この軽妙な吹き替えで、マルコが、よりチャーミングな人物になっています。
名作は、何十年経過しても色あせないのだと、深く感じた映画でした。
凛とした美しさの極み
素晴らしい
ロマンチックホリデー
映画評論家、淀川長治氏の解説付きの「ローマの休日」
ローマの休日 4Kレストア 日本語吹替版
神戸三宮にある映画館 kino cinéma(キノシネマ)神戸国際にて鑑賞2024年4月9日(火)
「ローマの休日 4Kレストア 日本語吹替版」においては、本編の前後に「日曜洋画劇場」でおなじみの映画評論家、淀川長治氏による解説映像を付属しており、劇場のスクリーンに懐かしのテレビ朝日系列「日曜洋画劇場」が再現されている。
淀川長治(1909年(明治42年)4月10日-1998年(平成10年)) はテレビ朝日系列「日曜洋画劇場」で、1998年までの約32年間にわたり映画のすばらしさを伝えてきた人物。黒縁メガネを愛用し太いまゆ毛を上下にうごかしながらのあの解説と「さよなら、さよなら、さよなら」と述べて終わるという独自スタイルによって「さよならおじさん」「ヨドチョーさん」と呼ばれた。
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本編
監督 ウィリアム・ワイラー
アン王女(オードリー・ヘプバーン)
ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)
アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女(オードリー・ヘプバーン)は、欧州親善旅行でロンドン、パリなど各地を来訪。ローマでは、駐在大使主催の歓迎舞踏会に出席する。強行軍にもかかわらず、元気に任務をこなしていた王女だが、内心では分刻みのスケジュールと、用意されたスピーチを披露するだけのセレモニーにいささかうんざり気味。就寝の時間になると、侍従たちを前に軽いヒステリーを起こしてしまう。
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主治医に鎮静剤を注射され、気が高ぶっているため寝つけない。ふと思いついた彼女は、宿舎である宮殿をひそかに脱出する。夜のローマをぶらぶら歩いていた彼女は、鎮静剤が効いてきて、道ばたのベンチに身体をぐったりと横たえる。
そこを偶然通りかかったのが、アメリカ人の新聞記者ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)。若い娘がベンチに寝ているのを見て、何とか家に帰そうとするが、アンの意識は朦朧としていて埒があかない。彼女をそのまま放っておくこともできず、ジョーはアンを自分のアパートへ連れて帰り、一晩の宿を提供する。
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翌朝、うっかり寝過ごしたジョーは、まだ眠っているアンを部屋に残したまま、新聞社へ向かう。支局長から「アン王女は急病で、記者会見は中止」と聞いたジョーは、そこではじめて昨晩の娘の正体が、実はアン王女だったことに気づく。王女には自分が彼女の身分を知ったことを明かさず、ローマの街を連れ歩いて、その行動を記事にできたら大スクープになる! ふってわいたチャンスに色めき立ったジョーは、アン王女の特ダネを取った場合の破格のボーナスを支局長に約束させる。
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目を覚ましたアン王女は、思いがけない事態に驚くが、同時にワクワクするような気分も感じていた。アパートを出た後も、せっかく手に入れた自由をすぐに捨て去るには忍びず、街をのんびりと散策。ジョーに借りたお金で、かわいいサンダルを買ったり、ヘアサロンに飛び込んで長い髪をショートにしたりと、ごくふつうの女の子のように楽しい時間を満喫する。アンがスペイン広場でジェラートを食べていると、彼女の後を追ってきたジョーに声をかけられる。偶然の再会を装う彼の「思いきって1日楽しんだら?」という声に押され、アンは宮殿に戻るのを夜までのばすことに決める。
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スクープに必要な証拠写真をおさえるため、ジョーは同僚のカメラマン、アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)も誘って、アンにローマ案内を買って出る。オープンカフェでは初めてのタバコを試し、2人乗りしたスクーターで街中を疾走。「真実の口」や、「祈りの壁」など名所の数々も訪れた。夜は、サンタンジェロの船上パーティーに参加するが、その会場にはついにアン王女を捜しにきた情報部員たちが現れる。アンとジョーは情報部員相手に大乱闘を繰り広げた後、一緒に川へ飛び込んで追手の目を逃れる。
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つかの間の自由と興奮を味わううちに、いつの間にかアンとジョーの間には強い恋心が生まれていた。川からあがったふたりは、抱き合って熱いキスを交わす。お互いへの本当の想いを口に出せないまま、アンは祖国と王室への義務を果たすために宮殿へ戻り、ジョーは彼女との思い出を決して記事にはしないと決意する。
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その翌日宮殿ではアン王女の記者会見が開かれる。アービングは撮影した写真がすべて入った封筒を、王女にそっと渡す。次はジョーと見つめあうアン。「ローマは永遠に忘れ得ぬ街となるでしょう」笑顔とともに振り向いたアン王女の瞳には涙がたまっていた。
感想
「モノクロ映画」である。がしかしまったく気になることがなかった。
アン王女のスタイルの良さといったら。ウエストがキュっと閉まっていてなんと美しいことかと。
妖精降臨‼️
これを観ずして恋愛映画を語るべからずとも言える名作‼️親善旅行の最中、窮屈な毎日からローマの町に逃げ出してきたアン王女が、新聞記者のジョーと共に忘れられない一日を過ごす‼️叶わぬ恋の物語なのですが、この作品はほぼ完璧と言っていいほどハッピーエンド‼️世間知らずのお姫様の一大成長物語‼️見せ場はやはり、二人が過ごした一日‼️まるごと全部最高のデート場面‼️アイスクリームの食べ歩き、バイクのふたり乗り、「真実の口」や夜のダンス・パーティなど、徐々に惹かれ合っていく二人の姿にキュンときてしまう‼️この一歩間違えるとかなり嫌味になる役を、オードリーはふわふわと妖精のごとく演じていてホントに見事‼️お互いに素知らぬ振りをしながら、視線だけで別れを告げるラストシーン‼️切ないです‼️そして究極の名セリフ‼️「どこが一番お気に召しましたか?」「ローマです」‼️ホントに素晴らしい‼️
最高にキュートでほろ苦いラブストーリー。
最高にオードリー・ヘプバーンがキュート…!!
過去に1回観たことがあったんだけど、この度サブスクで再鑑賞。
アン王女が真実の口でジョーに騙されて怒るシーンとか、ダンスパーティー会場で暴れるシーンとか可愛すぎて思わず巻き戻して何回か観ちゃった。
王女様がベスパで街中を疾走する(そして警察に捕まる)シーンもキュート。
あとはラストの会見のやり取りも好き。
アン王女とジョーがお互い正体を明かしての対面はあそこが初めてだから、会見の体を取りながら「秘密は守るよ」と約束するとこがにくい。
アービングが写真渡すとこも好き。あんなの最高のローマの思い出だよね(側近の人が見たらぶっ倒れるだろうけど)。
あと冒頭、公務に駄々をこねてベッドで泣き叫ぶアン王女は少女のような表情だったのに、自分の意思で宮殿に戻ってからは大人の女性の顔になってるのがとても印象的だった。
恋をして、別れの辛さを知って、それでも自分の役割を全うしようとする凛々しく大人の女性の顔。
ここも良かったー!必見。
大好きな映画です。
サブスクでの久々の鑑賞です!
昔から好きな映画ですが、もうとにかくオードリーが可愛い! 素敵な夢物語なのですが、再見したらオードリーが街に抜け出すまで結構長い!TV放映だと前半がカットが多いせいか、ローマを周るシーンが短く感じました。
あと、自分の義務を理解して戻って行くオードリーと、もしかしたら戻って来てくれるかもしれないと未練タラタラなグレゴリーペック! 姿が消えても車の中で待つ、アパートで徹夜で待つ、仕事と言いつつ最後の記者会見に行く、会見が終わっても最後まで残り、最後もオードリーが去った扉を一瞥してしまう…
男の方がロマンティストなのかもしれませんね?
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