劇場公開日 2024年4月5日

ローマの休日のレビュー・感想・評価

全142件中、1~20件目を表示

4.5最後に語られる"フレンドシップ(友情)"の深い意味

2020年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ヨーロッパ歴訪の過密スケジュールに辟易した某国王女アンが、こっそりとローマの街へ飛び出して、新聞記者のジョーと恋に落ちる。宮殿で主治医から投与された鎮静剤が効いてきて街角で寝こけてしまったアンを、偶然ジョーが助けたのが馴れ初めだが、当然、真実を隠したいアンと、彼女が王女と知って特ダネにしたいジョーは、互いに身分を偽ったままローマを探訪するうちに、気がつくと惹かれ合っていたというわけだ。かなり強引な展開だが、観客は少しも不自然さを感じない。ウィリアム・ワイラーの流麗な演出と、モノクロ画面に映し出されるローマの風景と、何よりも、王女の心の変化を自然体で演じるオードリー・ヘプバーンの瑞々しさが物語を引っ張っていってくれるからだ。しかし、脚本の妙こそが称えられるべきかもしれない。製作当時、ハリウッドに吹き荒れた"赤狩り"の煽りを受けて、仕事を干されたドルトン・トランボが、、本名を隠して綴った「ローマの休日」の脚本には、同じ仲間でありながら分断された映画人の心の叫びが、永遠の友情を密かに誓い合うアンとジョーを通して浮かび上がってくるからだ。終幕間際まで上質のラブロマンスとして推移する映画が、"フレンドシップ(友情)"という言葉で締め括られることの意味を、再見の際には是非感じ取って頂きたい。

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清藤秀人

4.0身分を隠した一抹の恋路

2024年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリーみたので、未鑑賞のものを。
不朽の名作ですね~

彼女のドレス姿が美しいこともさることながら、身分を隠した一抹の恋路なんて最高じゃないですか。

ローマの休日の「真実」。ジョーは真実を記事にせず、二人だけの秘密にする。これは彼とアン王女の絆である。
彼らは二度と交わることはないかもしれない。けれど思い出は何度も蘇り、絆は決して断たれない。

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abokado0329

5.0オードリーの美しいこと

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

監督はフルカラーで撮りたかったそうですが、白黒ならではの趣のある映画だと思います。
オードリー・ヘップバーンの美しいこと。男性的で清潔な印象のグレゴリー・ペックとも相性が良くて素晴らしい。
ローマの休日は大好きな映画で、DVDも持ってるし何度も見ているのですが、字幕版ばかりで今回初めて吹き替え版をじっくり見て、吹き替えもいいものだと思いました。特に、広川太一郎さんの美容師マルコが素敵で印象的でした。そうそう、この人はこういう吹き替えをやる人だったなと懐かしく思い出しました。この軽妙な吹き替えで、マルコが、よりチャーミングな人物になっています。

名作は、何十年経過しても色あせないのだと、深く感じた映画でした。

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お菊の皿

4.5凛とした美しさの極み

2024年4月14日
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楽しい

知的

幸せ

スクリーンでもテレビでも何度も観ているが、全く飽きを感じず、今回は4Kリストア版を鑑賞。
グレゴリー・ペックの紳士然とした魅力もあるが、オードリーの可愛らしさは時代が変わっても群を抜いている。バレエをやっていたから立ち姿が美しく、スクリーンに釘付けだった。

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ちゃ坊主

5.0素晴らしい

Nさん
2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

恥ずかしながら見たことなかった。オードリーかわいいなぁと思って気になっていたが。
映画館でこれを見てよかった。かわいいなんてもんじゃなかった。ほんと美しい。自由に生きられない王女のたったの1日のお休み。光り輝き、そしてまた一段強くなった王女はきっと素敵な王女になったことだろう。ローマには行ったことあるので、映像も懐かしく嬉しく、ストーリーもまったく飽きが来ず、人間の温かさも感じる、素敵な作品でした。

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N

5.0ロマンチックホリデー

2024年4月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

テレビで放送されているのは何度か見ました。だから勿論知ってます。でも劇場で見るのは初めてです。だからワクワク。
さあ始まりました。大きなスクリーンにオードリーの魅力が溢れました。
70年前に作られたとは思えないような新鮮さに改めて感動です。
高校時代の古典の授業の時に先生が言った一言が蘇りました。
「古典は常に新しい」
その時は何も理解せず聞いていた言葉でしたが、今日この作品を見ていて何となく分かったような気がしました。
古い作品でも良い物は良い。だから後世に残り、いつまでも色褪せないのですよね。
オードリー・ヘプバーン。
やっぱり素敵でした

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たつのこ

5.0映画評論家、淀川長治氏の解説付きの「ローマの休日」

2024年4月10日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ローマの休日 4Kレストア 日本語吹替版
神戸三宮にある映画館 kino cinéma(キノシネマ)神戸国際にて鑑賞2024年4月9日(火)

「ローマの休日 4Kレストア 日本語吹替版」においては、本編の前後に「日曜洋画劇場」でおなじみの映画評論家、淀川長治氏による解説映像を付属しており、劇場のスクリーンに懐かしのテレビ朝日系列「日曜洋画劇場」が再現されている。

淀川長治(1909年(明治42年)4月10日-1998年(平成10年)) はテレビ朝日系列「日曜洋画劇場」で、1998年までの約32年間にわたり映画のすばらしさを伝えてきた人物。黒縁メガネを愛用し太いまゆ毛を上下にうごかしながらのあの解説と「さよなら、さよなら、さよなら」と述べて終わるという独自スタイルによって「さよならおじさん」「ヨドチョーさん」と呼ばれた。
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本編

監督 ウィリアム・ワイラー

アン王女(オードリー・ヘプバーン)
ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)
アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)

ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女(オードリー・ヘプバーン)は、欧州親善旅行でロンドン、パリなど各地を来訪。ローマでは、駐在大使主催の歓迎舞踏会に出席する。強行軍にもかかわらず、元気に任務をこなしていた王女だが、内心では分刻みのスケジュールと、用意されたスピーチを披露するだけのセレモニーにいささかうんざり気味。就寝の時間になると、侍従たちを前に軽いヒステリーを起こしてしまう。
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主治医に鎮静剤を注射され、気が高ぶっているため寝つけない。ふと思いついた彼女は、宿舎である宮殿をひそかに脱出する。夜のローマをぶらぶら歩いていた彼女は、鎮静剤が効いてきて、道ばたのベンチに身体をぐったりと横たえる。

そこを偶然通りかかったのが、アメリカ人の新聞記者ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)。若い娘がベンチに寝ているのを見て、何とか家に帰そうとするが、アンの意識は朦朧としていて埒があかない。彼女をそのまま放っておくこともできず、ジョーはアンを自分のアパートへ連れて帰り、一晩の宿を提供する。
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翌朝、うっかり寝過ごしたジョーは、まだ眠っているアンを部屋に残したまま、新聞社へ向かう。支局長から「アン王女は急病で、記者会見は中止」と聞いたジョーは、そこではじめて昨晩の娘の正体が、実はアン王女だったことに気づく。王女には自分が彼女の身分を知ったことを明かさず、ローマの街を連れ歩いて、その行動を記事にできたら大スクープになる! ふってわいたチャンスに色めき立ったジョーは、アン王女の特ダネを取った場合の破格のボーナスを支局長に約束させる。
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目を覚ましたアン王女は、思いがけない事態に驚くが、同時にワクワクするような気分も感じていた。アパートを出た後も、せっかく手に入れた自由をすぐに捨て去るには忍びず、街をのんびりと散策。ジョーに借りたお金で、かわいいサンダルを買ったり、ヘアサロンに飛び込んで長い髪をショートにしたりと、ごくふつうの女の子のように楽しい時間を満喫する。アンがスペイン広場でジェラートを食べていると、彼女の後を追ってきたジョーに声をかけられる。偶然の再会を装う彼の「思いきって1日楽しんだら?」という声に押され、アンは宮殿に戻るのを夜までのばすことに決める。
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スクープに必要な証拠写真をおさえるため、ジョーは同僚のカメラマン、アービング・ラドビッチ(エディ・アルバート)も誘って、アンにローマ案内を買って出る。オープンカフェでは初めてのタバコを試し、2人乗りしたスクーターで街中を疾走。「真実の口」や、「祈りの壁」など名所の数々も訪れた。夜は、サンタンジェロの船上パーティーに参加するが、その会場にはついにアン王女を捜しにきた情報部員たちが現れる。アンとジョーは情報部員相手に大乱闘を繰り広げた後、一緒に川へ飛び込んで追手の目を逃れる。
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つかの間の自由と興奮を味わううちに、いつの間にかアンとジョーの間には強い恋心が生まれていた。川からあがったふたりは、抱き合って熱いキスを交わす。お互いへの本当の想いを口に出せないまま、アンは祖国と王室への義務を果たすために宮殿へ戻り、ジョーは彼女との思い出を決して記事にはしないと決意する。
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その翌日宮殿ではアン王女の記者会見が開かれる。アービングは撮影した写真がすべて入った封筒を、王女にそっと渡す。次はジョーと見つめあうアン。「ローマは永遠に忘れ得ぬ街となるでしょう」笑顔とともに振り向いたアン王女の瞳には涙がたまっていた。

感想

「モノクロ映画」である。がしかしまったく気になることがなかった。
アン王女のスタイルの良さといったら。ウエストがキュっと閉まっていてなんと美しいことかと。

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大岸弦

5.0色褪せない名作

2024年4月9日
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何度も見てるが飽きない
白黒なのに飽きない

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k elow2@アカウント作り直しました

4.5オードリー·ヘップバーン

2024年4月6日
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鑑賞方法:映画館

めちゃくちゃ可愛いですね!

ブラッドリーの優しさは、素晴らしい。

写真を渡したのは、ファインプレー。

やっぱ、カラーで観たかった。

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完

4.5妖精降臨‼️

2024年3月30日
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泣ける

楽しい

幸せ

これを観ずして恋愛映画を語るべからずとも言える名作‼️親善旅行の最中、窮屈な毎日からローマの町に逃げ出してきたアン王女が、新聞記者のジョーと共に忘れられない一日を過ごす‼️叶わぬ恋の物語なのですが、この作品はほぼ完璧と言っていいほどハッピーエンド‼️世間知らずのお姫様の一大成長物語‼️見せ場はやはり、二人が過ごした一日‼️まるごと全部最高のデート場面‼️アイスクリームの食べ歩き、バイクのふたり乗り、「真実の口」や夜のダンス・パーティなど、徐々に惹かれ合っていく二人の姿にキュンときてしまう‼️この一歩間違えるとかなり嫌味になる役を、オードリーはふわふわと妖精のごとく演じていてホントに見事‼️お互いに素知らぬ振りをしながら、視線だけで別れを告げるラストシーン‼️切ないです‼️そして究極の名セリフ‼️「どこが一番お気に召しましたか?」「ローマです」‼️ホントに素晴らしい‼️

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活動写真愛好家

3.0つかの間の淡い恋

2024年3月20日
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鑑賞方法:TV地上波

切ない感じがいい。

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多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

4.5憧れのローマ、1日の休日

2024年3月15日
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何度もリバイバルされていたので、映画館で見たのは初めてではないが、何度見てもよくできてて感心する。

アン女王は世間知らずだが腹が立つほどではない。ジョーは利用しようとするが、紳士のままだ。何度見てもベッドを変えさせられるシーンは面白い。二人は魅力的で見てて飽きない。しかも切ない。全部詰まってる。

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mikyo

5.0オードリーが世界を魅了した瞬間

2024年2月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

名前くらいは観たことある人は沢山いるでしょうが
実際に映画館で観たことのある人は
昨今は少ないかもしれません。

第二次世界大戦が収束してほぼ10年になる頃、
ヨーロッパで一番古い王室の若きアン王女は
ヨーロッパ各地を表敬訪問する中、いくつ目かの国
ローマに到着し、歓迎の舞踏会に出席するところから
お話は始まります。
毎日分刻みのスケジュールに追われて
すっかりやる気の無いアン王女は、注目の集まる中
とんでもないことをヤラカシてしまうのですが…。

この始まりのコミカルなこと!!
楽しい楽しい!!

モノクロ映画なのに、オードリーの笑顔のアップ一発で
色の無いことなんか忘れさせてしまうそのオーラの鮮やかさ!

オードリーが世界を魅了した瞬間!!

古い映画だからダルいかも?
なんて思ってるそこのあなた!!
いますぐ上映中の映画館へ行きなさい!!
この映画を観て無いなんて、人生の損失です!!

で、月に8回ほど映画館で映画を観る
中途半端な映画好きとしては

いつもお話しを参考にしている映画評論家の
町山智浩氏の情報の受け売りですが
「ローマの休日」のヒロイン、アン王女は
何のためにヨーロッパを歴訪しているのか?

ローマの休日が作られたのは1953年。
第二次世界大戦が終わって10年になろうかと言う頃。
戦争で傷付いたヨーロッパ各国は戦争を乗り越え
結束を高めようとしていた時期です。
そのために、若くて美しいお姫様が各国を訪問することで
相互に理解を深めようとしたのです。
映画内の架空の設定ですが実際にヨーロッパでは
その様な機運があった時代です。

映画の中の若くてまだ子供っぽいアン王女は
その大事な役目がしっかりと理解できていなかった。
そんなお姫様の成長の過程を丁寧にコミカルに描くことで
最後に大きな感動が押し寄せる。
記者会見のシーンの見事なこと。

ラストのラスト、ある人物が溢れる思いを込めて
長い長い宮殿の回廊を歩く姿は
何度観ても涙してしまいます。

今回の4Kレストア版の公開タイミングで
新しい声優さんによる日本語吹き替え版が公開されて
初めて観る方が増えているそうで、
この映画を生涯ベストに入れてる私は嬉しい事この上なしです。
もう何回この映画を観たのか覚えていないくらいですが
2019年に
「ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版」
を、久しぶりの劇場鑑賞後に投稿した記事が
今回の4Kレストア版の公開タイミングで
丸っと無くなってたので、再投稿しておきます。

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星のナターシャnova

4.0ヘップバーン好きです。

2024年2月18日
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久しぶりに見ました!可愛いオードリーも大好きなんですけど、最近は別れを描くストーリーのところに寄って見ていました。
そしたら、最後のところすごく泣けてしまいました。人との別れってなんでこんなに悲しいんだろう。こんなふうに綺麗に現実を飲み込んで生きていくの大変だなと思いませんか。
この映画から学んだことと言えば、対人において抱いた愛とか情とかは無くなる事はなく、形を変えてそのままあり続けるので、とりあえず美しい思い出にしておくことが自分の心に優しいよ、と言うことです。
オードリーヘプバーン綺麗可愛いのだけど、男性の方、かなり歳の差があるように見える。昔のロマンス映画って、女性はすごく可愛らしいのに男性の方がダンディすぎるの、なんでだろう??
何はともあれ大好きオードリーヘップバーン。

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サキ

4.5初めて観たが、古さをあまり感じなかった。正に歴史的傑作だと感じた。

2023年9月29日
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鑑賞方法:TV地上波

初めて観たが、古さをあまり感じなかった。正に歴史的傑作だと感じた。

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Y K

4.5彼女は料理が得意だと言い張るが、彼女が料理を作ったところを一度も見たことがない。

2023年9月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

レストア版。
王女が公務に疲れて自由な生活に憧れるというありがちな話。
街で出会った男とデートをする。

良い点
・ストーリー。感動的。
・コメディのバランス

悪い点
・他人の家の家電を一撃でとめることができる

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猪古都

5.0おそらく人生でいちばん多く見た映画かと

2023年9月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、TV地上波、VOD

泣ける

楽しい

幸せ

久しぶりに大きなスクリーンで見たが、まあ、今さら何をいう事があろうか。

見どころを上げていくと、

足をモジモジさせてヒール👠が脱げてしまうアン王女。
演説のレクチャー中にヒステリー😫を起こすアン王女。
睡眠薬💊が効いてキーツ?の詩を暗誦し始めるアン王女。
理髪店💈でショートカットにして御満悦のアン王女。
スペイン階段に座ってジェラート🍦を食べるアン王女。

(長くなるので中略)

自分の使命を思い出し、ジョーに別れを告げるアン王女。

そして、

記者会見で外遊の感想を聞かれて、

「どの土地もそれぞれに…(顔を正面に向けて)ローマです!何と言ってもローマです!」

「ご病気だったのに?」

「そうです。私はローマでの思い出を生涯忘れないでしょう」

ここはパプロフの犬のように見るたびに泣いてしまう😭

とにかく見てない人は見なくてはいけない。

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プリズナーN0.6

5.0観てよかった!! やっぱり不朽の最高傑作♡

2023年9月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

数年ぶりに観たローマの休日。
製作70周年記念(字幕)4Kレストア版。

今までテレビ画面では
何度も観てきましたが
今回初の映画館での大スクリーン鑑賞
控えめに言って、最高でした。
(前から5列目ど真ん中!)

とにかくピュアで可愛くて
美しすぎる高貴なオードリーを
大スクリーンでうっとりじっくり
拝めた感動とこの上ない至福感、
感無量でした。

よーく知っている
ストーリーながら新鮮で
あっという間に引き込まれ
モノクロなのに
途中でカラーかと錯覚したほど
いつも色鮮やかに観えるって
すごいなって感じました。

昨今の超高画質作品に
見慣れていましたが
(もちろん素晴らしいのですが)
文明の利器に頼ることなく
人の本来持つ想像力や感性を
引き出せるのはやはり流石です。

何度見ても楽しいし美しいし
クスッと笑える場面も多々ありつつ
終盤の切ないお別れシーンは
大スクリーン効果なのか
歳のせいなのか響きまくり
今まで以上に感情移入しまくり
過去イチ泣いちゃいました。
運命ってばもー。

ラストの数秒間、
目で語る(語り合う)シーンは、
何度見てもウルッとグッときます。
そして清々しく爽快でした。素晴らしい。
(潔い女性、うしろ髪ひかれがちな男性、
男女あるあるな本質の描き方も爽やか‼)

決意と強さの中に秘められた愛
美しく凛としたアン王女
24時間での成長(決意)ぶり、
すんごくカッコよかったなぁ。
あの麗しい眼力、たまりませんね。
オードリー以上は居ないです。

観るたびに新たな気づきがあり
本当に本当に素敵で素晴らしいです。
改めて名作中の名作だと再確信。

大好きなこの不朽の名作を
大スクリーンで観ることができ
心も洗われ感謝感激、幸せです。

上映後、席を立ち背筋ピン‼と
姿勢良く劇場を出たのは
きっと私だけではないはず。笑

ちなみにプログラム(パンフ)は
無いかと思いきや・・発見!!
しかもビックリプライス
(1,500円・・他の約2倍)でしたが^^;
皇族の結婚式の招待状かのような
美しい純白の上質紙に一目惚れし
中身も見ず迷わず買っちゃいました。
完全ジャケ買い。

上映前に
素敵なポストカードも頂けたし
素敵なプログラムも入手できたし

最初と最後に
あの懐かしき淀川さんも拝めて
ほっこりできたし(映画観た感up)
エンドロールなかったし
普段の映画と違う特別感
色々と感無量でした。

70周年記念の期間限定上映でしたが
10年、20年、30年後の100周年も
ぜひ企画し続けてほしいな。
お婆ちゃんになっても観ます‼映画館で‼
(私の後ろは高齢ご夫婦、素敵でした♡)

素敵な企画上映を
ありがとうございました!
最高でした‼

(余談)
今年はワイルドスピード
ミッションインポッシブル
そしてこのローマの休日・・
今年は大好きな作品が揃って
“ローマde激走”という奇跡のビンゴ!
激走したくなる街No.1 確定⁉ 笑
そしてローマ激走の元祖は
ローマの休日だったと気づけたことは
まさかの嬉しい誤算、収穫でした♡
(ローマ行きたい〜)

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映画大好きアラフィフママ

4.023-107

2023年9月12日
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鑑賞方法:映画館

製作70周年記念の4Kレストア版を観賞。
気品があり可憐でチャーミングな姿に感激😊

世界中で愛される大女優への道を切り拓いた名作は今も色褪せない。

人と人の友情のように。
信念を尊重します。
ラストの記者会見のシーンは泣けた😢

人生はままならぬもの

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航

5.0良いものはいい。

2023年9月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

萌える

年間100本近く劇場で映画を見ますが、やはりこの作品に適うものはない。オードリーが好きなのでどうしても評価が甘くなってしまうのは勘弁して下さい。2時間の時間の中で着実に女の子から女性になっていく様をウイリアムワイラーは解りやすく描いている。オードリーのアップに何度うっとりする映画なのか。ペックのダンディズム、別れの場面、再開後の握手する場面後のオードリーの涙。何度見てもいいものはいいね。もっと若い人に見てもらいたい映画の1本です。

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karaagehk