ルシア
劇場公開日:1987年12月26日
解説
キューバの三つの時代を生きた三人のルシアの愛を通して、キューバの歴史と女性の目覚めを描いた意欲作。69年、モスクワ映画祭金賞・国際映画批評家賞を受賞している。
1968年製作/キューバ
原題または英題:Lucia
配給:国際シネマ・ライブラリー
劇場公開日:1987年12月26日
ストーリー
第一話は、スペインからの独立で揺れる1895年。裕福な家庭の娘で独立派に共感を寄せるルシア(ラケル・レブエルタ)は、実業家カスティジャンと恋に落ちるが、彼が裏切り者と知って、男を殺して気が狂ってしまう。第二話は、マチャード独裁下の1932年。ブルジョワ家庭の娘ルシア(エスリンダ・ヌニュス)は、恋人アルドと一緒に革命運動に身を投じ、独裁政権を倒すが、状況は一向に変わらず、あせったアルドが非業の死を遂げた後も、彼の意志を継いで強く生きていく。第三話は、キューバ革命達成後の1961年。農村で働く娘ルシア(アデラ・レグラ)は、トマスと結婚し、新生キューバのために仕事に意欲を燃やすが、夫が大変なやきもち屋なのを知り、ついに家出して夫の男性優位の考えを正す。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウンベルト・ソラス
- 脚本
- ウンベルト・ソラス
- フリオ=ガルシア・エスピノサ
- ネルソン・ロドリゲス
- 撮影
- ホルヘ・エレラ
- 音楽
- レオ・ブロウェル
- 衣装デザイン
- マリア・エレーナ・モリネト
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不明ラケル・レブエルタ
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不明エスリンダ・ヌニュス
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不明アデラ・レグラ