クリストファー・ウォーケン 流血の絆
劇場公開日:1994年5月6日
解説
全米の麻薬の3分の2が通過する米国マイアミを舞台に、現地の麻薬カルテルとフランス最大の犯罪ファミリーの戦いを国際色豊かに描いた実録ギャング映画。監督・製作は「熱砂に抱かれて」のアレクサンドル・アルカディで、実在のフランスマフィア、Z兄弟を題材に『流血の絆・野望篇』(V)の後日談的な作品。脚本はアルカディ、マルク・アンジェロ、ダニエル・サンタモン(ダイアローグ・ライターも)の共同。エグゼグティヴ・プロデユーサーは「赤い航路」のロベール・ベンムッサ。撮影はウィリー・クラント、音楽はロマノ・ムスマラ。主演は「トゥルー・ロマンス」のクリストファー・ウォーケンと「勝手にしやがれ」のロジェ・アナン。共演は「イン・ザ・スープ」のジェニファー・ビールス、「ルナ」のジル・クレイバーグほか。
1993年製作/124分/アメリカ・フランス合作
原題または英題:Day of Atonement
配給:コムストック
劇場公開日:1994年5月6日
ストーリー
フランスマフィアの大物、レイモン・ビトゥーン(ロジェ・アナン)が刑期を終えて出所した。引退して静かな余生を願う彼は、まっとうな商売をしている息子モーリス(リシャール・ベリ)のいるマイアミへ向かう。再会の喜びも束の間、彼は息子がドラッグの金のロンダリングをしていること、そして巨大総合娯楽施設を作るためにコカインの密輸に手を出そうとしていることを知る。モーリスは麻薬カルテルの代表であるパスコ・メスネル(クリストファー・ウォーケン)に援助を求め、パスコはインディアンと呼ばれる密売人を紹介する。だが、インディアンは10年前に死んだはずのレイモンのファミリーの反逆者、ロラン・ビトゥーン(ジェラール・ダルモン)だった。ロランの復讐により経営者ルモニエ(ジャン・フランソワ・ステヴナン)が殺され、モーリスは司法当局に告発された。パスコは密輸に失敗したコカインを要求し、配下に命じてモーリスを誘拐した。レイモンは息子と残された一族を救うため、パスコに戦いを挑んで敵地に乗り込む。モーリスを眼前で殺されたレイモンは、死闘の果てにパスコを倒した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アレクサンドル・アルカディ
- 脚本
- アレクサンドル・アルカディ
- ダニエル・サンタモン
- マルク・アンジェロ
- 製作総指揮
- ロベール・ベンムッサ
- 撮影
- ウィリー・クラント
- 音楽
- ロマーノ・ムスマッラ
- 編集
- マルティーヌ・バラーク
- 字幕
- 関美冬
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Pasco_Meisnerクリストファー・ウォーケン
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Joyce_Ferrantiジェニファー・ビールス
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Raymond_Bettounロジェ・アナン
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Maurice_Bettounリシャール・ベリ
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Roland_Bettounジェラール・ダルモン
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Sally_Whiteジル・クレイバーグ
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Eric_Lemonnierジャン=フランソワ・ステブナン
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Albert_Bettounジャン・ベンギーギ
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Emilio_EstebanRaul Davila
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Alexandreアレクサンドル・アジャ
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Sammyジャン=クロード・デュ・グロス
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Elie_BettounPhillipe Sfez
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Danny_Williamsジム・ムーディ