リオ・グランデの砦

ALLTIME BEST

劇場公開日

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解説

ジョン・フォード監督&ジョン・ウェイン主演による名作西部劇で、「アパッチ砦」「黄色いリボン」に続く「騎兵隊3部作」の最終作。ジェームズ・ワーナー・ベラの短編小説を原作に、西部を守る騎兵隊の活躍と家族愛を描く。メキシコ国境に近いリオ・グランデ川の砦を守る騎兵隊のヨーク中佐は、西部を荒らしてはメキシコへと逃れる横暴なアパッチ族に手を焼いていた。ある日、別居中の妻キャスリーンと暮らしていた息子ジェフがヨークの部隊に赴任し、息子を心配するキャスリーンも砦にやって来る。厳しい軍隊生活の中でジェフは次第に逞しくなり、ヨークとキャスリーンの仲も少しずつ修復されていく。そんな中、アパッチ族の大軍が砦を襲撃する。妻キャスリーン役に「静かなる男」のモーリン・オハラ。

1950年製作/105分/アメリカ
原題:Rio Grande
配給:NCC

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映画レビュー

3.5適度なハラハラと笑い

2022年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

主人公と妻、息子の家族との葛藤が中心の西部劇。
70年以上も前の映画で白黒。
原住民と戦うシーンもあるがなぜ、争っているのかはわからないまま。
原住民にとっては白人との争いは悲しい歴史と思うがその辺は深く描かれておらず残念。
とりあえず風景はモニュメントバレーであろうか。
訪れたことがあったので懐かしかった。

ジョン・ウェインが亡くなってもう50年、子供の頃、何本か劇場で見たがあの頃はかっこよさにすごいなあと思っていた。
また、こうして彼の作品を見ることができるのはうれしい限りだ。
それにしてもモーリン・オハラ、白黒でもめちゃ綺麗!

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Elton Shin

4.0ホームドラマを内包した西部劇のフォードタッチに酔う

Gustavさん
2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

騎兵隊三部作の最終章。部隊全滅の悲劇の「アパッチ砦」、退役大尉の哀愁の「黄色いリボン」ときて、今度はフォードが愛して止まない騎兵隊と家族を同等に扱っている。西部劇作家としての評価が知れ渡っているが、フォード映画の真骨頂には郷愁作家としてのリリシズムと家族愛がある。その人間味豊かで詩的な表現が男性的活劇である西部劇を他の追随を許さない境地にしている。組織化された縦の関係を基本とする騎兵隊と家族をバランスよく描いたのが、この「リオ・グランデの砦」になる。家族がジョン・ウェイン、モーリン・オハラ、クロード・ジャーマン・ジュニア、騎兵隊メンバーはベン・ジョンスン、ハリー・ケリー・ジュニア、ヴィクター・マクラグレンのキャスティングで、撮影が「駅馬車」のバート・グレノンと、フォードタッチを味わうには最良です。痛快なユーモアから軽いユーモアまであり、二頭の馬に乗って疾走するアクロバットも楽しめる。完成度を求めず、多面的なフォード演出に酔える作品です。

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Gustav

5.0ベストオブベストの西部劇

あき240さん
2019年6月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

騎兵隊三部作の最後を飾るだけあって大変に面白い

突撃ラッパを響かせて爆走して救援に突入する騎兵隊!
これぞ騎兵隊という映像をたっぷりと堪能できる

しかも、お話が重層的であり見応えたっぷりだ

まずジョン・ウェイン演じる騎兵隊隊長の重責と厳しい中にも人情味溢れる指揮ぶりを描く物語である

そこに新兵として現れる息子
彼は仕官学校を成績不良で退学させらていたのだ
その息子をつれもどそうと彼を追ってくる妻
その二人とは指揮官は15年も会っていない
作戦上やむを得ず妻の実家の農園を焼き払ったことをきっかけとして、15年も妻も幼かった息子も放置して最前線で単身赴任しどうしだったのだ
この崩壊した家族の絆の再建の物語でもある

妻役はモーリン・オハラでプライドが高く気が強い、しかし実は心優しい女性を見事に演じていてジョン・ウェインとお互い見つめ合うシーン、並んで立つシーンの目の動き、気遣いと言った部分に演技以上の何かのケミストリーまで感じてしまうほど

また、その息子の男としての成長の物語でもあります
そして、それを見守る父な物語でもあるのだ
彼のまだ高校生のような風貌も配役の勝利で素晴らしい

そこに、保安官が殺人罪で逮捕しようとする息子の同期入隊の戦友のエピソードが絡む

そして、指揮官とは長い上司部下の関係であるクインキャノン曹長のコメディリリーフが挿入される
この曹長役のヴィクター・マクラグレンは騎兵隊三部作全てに出演し、さらにフォード監督の次回作の静かなる男にも出演している監督のお気に入り
本作では彼の出演シーンが大幅増量されている
彼のシーンは本当に生き生きしており楽しい
表情、仕草を見ているだけで面白い

その上、連隊歌手の歌のシーンも美しく、たっぷりある

しかも戦闘シーンの迫力は駅馬車並みなのだから
もう本当に楽しめる

冒頭は戦いから砦に帰投する騎兵隊のシーンから始まる
道の左右に並ぶ彼らの妻たちが心配そうに隊列の中に自分の夫がいるか探しているシーンから始まる
負傷者は馬が引きずる担架に横たわっている
その顔が夫ではないかと覗きこむのだ

そして終盤も同じシーンだ
騎兵隊が激戦を終え砦に帰ってくる
そこには夫と息子の無事を探す指揮官の妻の姿がある
ラストシーンは手柄を立てた息子達の表彰シーンだ
そこには殺人罪に問われている彼の戦友もいる

見事にすべてのお話が畳まれて大団円となり
最後にクスリと笑わせるオチをつけて綺麗に終わる

これ程見事な構成で見応えがあり、後味の良い西部劇はないだろう
ベストオブベストだ!

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あき240

2.5最前線の砦で何を描きたいのでしょうか

Cape Godさん
2013年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

総合50点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:55点|ビジュアル:60点|音楽:60点 )

 最前線に駐屯中の軍隊に女が勝手に入ってきて普通にそこで生活してしまうし、そこでやたらと家庭内の問題を持ち込むし、恋愛の話にもなるしで、この砦でいったいどんな物語を展開したいのか。それにやたらと音楽を歌ったり奏でたりして、これは音楽劇ですか。何を描きたいのか焦点が散漫になっている物語は気に入らない。この当時は普通であったであろうが、夜中に呪文を唱える異質の野蛮人として登場する劇中のアメリカ先住民に対する扱いも気にくわないし、白黒映像も観辛いし、敵の村に突撃する戦闘場面もどうなったのかよくわからないまま勝ってしまっている。全体に古い映画という印象。ただし騎兵隊の馬術は上手かった。

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Cape God
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