ラッキー・カフェ
劇場公開日:1990年10月20日
解説
ロンドンのイタリア人街でカフェを経営する一家に巻き起こる騒動を描く家族ドラマ。製作はジョン・ハーディ、監督は本作が劇場映画デビューのジョン・アミエル、脚本はトニー・グリゾーニ、撮影はマイク・サウソン、音楽はマイケル・コンヴェルティーノが担当。出演はジョゼフ・ロング、アニタ・ザガリアほか。
1988年製作/イギリス
原題または英題:Queen of Hearts
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1990年10月20日
ストーリー
ロンドンのイタリア人街にある“ラッキー・カフェ”を経営するルカ一家の末っ子エディー(イアン・ホークス)は祖母シビラ(アイリーン・ウェイ)や兄、姉たちと一緒に暮らしている。ギャンブル好きの父ダニーロ(ジョゼフ・ロング)と、家を出たい兄のブルーノ(ジミー・ランベール)は喧嘩ばかりしているけど、やっぱり一家には笑いが絶えない。さらにはイタリアから祖父ノンノ(ヴィットリオ・デューゼ)がやってきて大騒ぎ。しかし、かつて母ローザ(アニタ・ザガリア)が捨てたフィアンセのバルバリッツァ(ヴィトリオ・アマンドーラ)が街にやってきて、平和な家族に波風が立ち始める。父と母に復讐をもくろむバルバリッツァは金の力で店のコーヒー・マシーンを差し押え、その手先になっているのがブルーノだと判ると、勘当騒ぎになってしまう。そしてあげくの果てにダニーロは母を賭けて、バルバリッツァと大バクチを打ち、大負けしてしまう。祖父も死んでしまい、一時は崩壊寸前の一家であったが、エディーの友だちビートルの策略や、最後は死んだ祖父の天からのお告げで競馬で大勝ちし、一家は再び平和な日々を迎えるのであった。