ラグタイム

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解説

今世紀初頭のアメリカを背景に、さまざまな人種の人々が織りなす人生模様を描く。製作はディノ・デ・ラウレンティス。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・ハウスマン、バーナード・ウィリアムス、監督は「ヘアー」のミロシュ・フォアマン。E」L」ドクトロウの同名小説(早川書房)に基づき、「ヘアー」のマイケル・ウェラーが脚本を執筆、同じく「ヘアー」のミロスラフ・オンドリチェクが撮影を担当している。音楽はランディ・ニューマンが、ラグタイムのメロディをとり入れて作曲している。出演はエリザベス・マクガヴアン、ジェームズ・オルスン、ハワード・E・ロリンズ、ブラッド・ダリフ、メアリー・スティーンバージェン、ジェームズ・キャグニーなど。トッドAOで撮影。日本版字幕は清水俊ニ。テクニカラー、シネスコサイズ。1981年作品。

1981年製作/アメリカ
原題:Ragtime
配給:東宝東和

ストーリー

今世紀初頭のアメリカ。マジンン・スクェアのタワーに裸像が立つことになった。この像を設計したスタンフォード・ホワイト(ノーマン・メイラー)の家では、華やかなパーティが開かれていたが、そこへ若い男ハリー・K・ソウ(ロバート・ジョイ)がどなりこんで来た。像のモデルは元コーラス・ガールで、今はハリーの妻イヴリン(エリザベス・マクガヴァン)がモデルといわれており、妻の名誉と家名を守るために像を降ろせと要求するが、ホワイトは拒否。話はニューロシェルに住む一家に移る。花火や祭りの飾りなどの製造工場を経営している父(ジェームズ・オルスン)、母(メアリー・スティーンバージェン)、母の弟(ブラッド・ドッリフ)らが食卓についていた。その時、庭で黒人の赤ん坊が発見された。心やさしい母は、父の反対をおさえて一時的に赤ん坊とその母親セーラを引き取ることにした。一方、ニューヨークでは、像を降ろす法的手段がないことを知ったハリーが、マジソン・スクェア・ガーデンでホワイトを射殺、その場で逮捕された。弁護士は心神喪失状態での行為と主張することにして、イヴリンに「その方向で証言し、ハリーとの離婚を承知すれば百万ドルが支払われる」と言う。裁判の帰り、イヴリンはユダヤ人街で切り紙細工をしていたターテに話しかけられた。彼女をモデルに紙を切っていたターテは、妻の浮気を知らされると怒って妻を追い出した。後日、ターテを訪ねて来たイヴリンに、弟が交際を申し込む。彼は前から彼女に憧れていたのだ。ニューロシェルに黒人ピアニストのコールハウス・ウォーカー・ジュニア(ハワード・E・ロリンズ)が、訪ねて来た。彼が赤ん坊の父親だったのだ。イヴリンの偽証のおかげで、ハリーは無罪となり精神病院へ入れられた。イヴリンと弟が抱きあっているところへ、弁護士が現われ、彼女が姦通したので二万五千ドルしか払わないという。セーラとの結婚を決意したウォーカーは、その帰りに消防団員に嫌がらせをされ、新車のシートに馬糞をくっつけられた。怒りにもえたウォーカーは車をもと通りにさせようと弁護士や役所を廻るが埒があかない。彼のことを心配したセーラは副大統領に陳情に行き警備員になぐられた傷がもとで死亡。ついにウォーカーは仲間と消防署を襲って署員を射殺する。イヴリンに振られた弟が、ウォーカーに爆弾を作ろうと申し出た。彼らは消防隊長コンクリンの家を爆破。ついでニューヨークのモーガン図書館を占拠する。その頃、弟の行為で騒ぎたてられた一家はリゾート地に来ていた。浜辺では海賊映画を撮影している。監督はターテ、主演女優はイヴリンだった。ウォーカーはコンクリンをよこせと要求。警察からはウォルド警視総監(ジェームズ・キャグニー)が、出張して来て指揮をとる。黒人の指導者ワシントンの説得にも耳をかさなかったウォーカーだったが、ついに仲間を無事に逃がすなら降伏してもよいという。仲間は夜の闇にまぎれて逃げ出した。1人で出て来たウオーカーを、ウォルドは射殺させる。その後、母はターテと一緒に去り、精神病院からハリーが退院した。やがて、アメリカは第一次大戦に参戦する。(東宝東和配給*2時間36分)

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第39回 ゴールデングローブ賞(1982年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀助演男優賞 ハワード・E・ロリンズ・Jr.
最優秀助演女優賞 メアリー・スティーンバージェン
最優秀監督賞 ミロス・フォアマン
最優秀主題歌賞
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