欲望の中の女
劇場公開日:1988年12月3日
解説
ある女性の好奇心が招くエロチックな体験を描く。製作はトニー・ディ・カルロ、監督はジャンフランコ・アンジェルッチ、アンジェルッチとリリアーナ・ベッティの原案を基にエンリケ・U・エレラが脚本、撮影はジェイム・デュ・カザス、音楽はリズ・オルトラーニが担当。出演はクリオ・ゴールドスミス、カトリーヌ・スパークほか。
1981年製作/イタリア
原題または英題:Honey
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1988年12月3日
ストーリー
原稿を売り込みに来た女流作家(カトリーヌ・スパーク)は、拳銃で老編集者(フェルナンド・レイ)を脅し、持参した原稿を読むように命じる……。“ホテル「欲望の宿」へやって来たアニー(クリオ・ゴールドスミス)は、リネン室の窓から隣室の男(リュック・メランダ)のヨガ姿を覗き、彼の肉体に魅せられる。風呂から出てローブ姿でホテルを歩き回る彼女は、自分の服が失くなってしまっているのに驚き慌てて、女中イネスの部屋へ入ってしまい、彼女と宿泊客であるイタリア人とがベットで抱き合う姿を目撃して興奮にかられる。また彼女は階下のバレエ・レッスン室で優雅にダンスする自分を、そして女学校の一室で、厳格な女教師(スーザン・スコット)から体罰をうけている幻を見る。晩餐の席で、隣のヨガの男から誘惑された彼女は、彼の逞しい肉体の快楽に溺れるのだった……。”小説を読み終えて、マンネリだな、とつぶやく老編集者。実は彼らのやりとりはすべて、彼と女流作家の夫婦のゲームだったのだ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャンフランコ・アンジェルッチ
- 脚本
- エンリケ・U・エレラ
- 原案
- ジャンフランコ・アンジェルッチ
- リリアーナ・ベッティ
- 製作
- トニー・ディ・カルロ
- 撮影
- ジェイム・デュ・カザス
- 音楽
- リズ・オルトラーニ
- 字幕
- 松浦美奈