ヤング・アインシュタイン

劇場公開日:

解説

エレキ片手の若きアインシュタインの奇想天外な冒険を描くファンタスティックコメディー。これがデビューのヤッホー・シリアスが監督・脚本・主演のほかにワーウィック・ロス、共同脚本のデイヴィッド・ローチと共に製作まで手がけ、撮影はジェフ・ダーリングが担当。出演はほかにオーディル・ル・クレジオら。

1989年製作/オーストラリア
原題:Young Einstein
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画=ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1990年12月22日

ストーリー

タスマニア・デビルに囲まれてのどかに暮らしていたアルバート・アインシュタイン(ヤッホー・シリアス)は自家製ビールに泡を立てる方法を思案中に相対性理論の公式「E=mC2」を発見する。父の勧めで泡入りビールの特許を得るためエレクトリック・ビオラを片手に文明の地シドニーへ向かう。シドニーへの列車の中でマリー・キューリー(オディル・ル・クレジオ)と出会い、恋におちるが同席していたプレストン・プレストン(ジョン・ハワード)によって邪魔されてしまう。大発明も特許許可局で単なる紙切れにされてしまったアルバートであったが、キューリーの擁護でプレストンの会社で働くことになる。サーフィンを発明したり何かにつけキューリーの心を引いているアルバートに嫉妬したプレストンは彼を精神病院に入れ、泡入りビールを製造しノーベル賞までも受賞しようと企んだ。気のいい科学者が集まる精神病院でその発明が実は原子爆弾であることに気付く。折よく、アルバートの父に変装し助けにきたキューリーによりプレストンの企みに気付いたアルバートはエレクトリック・ギターで電子ロックを破壊させ、見事脱出する。しかし、手を下さず考え込んでいるアルバートを厳しく叱咤したキューリーはフランスに戻ってしまう。フランスヘボートで旅立ったアルバート。キューリーは冷たくあしらうが、「阻止するために来た」とアルバートはキューリーをつれノーベル賞受賞会場へ気球で向かう。が、既に原子爆弾と化した泡入りビール製造機は回転し始めていた。アルバートは機転をきかせ、エレクトリック・ギターでそのエネルギーを放出させ、世界初の原子爆弾は不発のままに終わった。そしてプレストンを倒し、ノーベル賞を受賞したアルバートはキューリーをつれて故郷のタスマニアに凱旋するのだった。

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