女豹ビクセン

劇場公開日:

解説

セックスを武器に、心の赴くままに生きる女の行状記。製作、監督、撮影は「真夜中の野獣」のラス・メイヤー、ストーリーはラス・メイヤーとアンソニー・ジェームズ・ライアンの共作。脚色はロバート・ルーデルソン、音楽は「真夜中の野獣」のイーゴ・カンターが担当。出演はエリカ・ギャビン、ガース・ピルスベリー、ハリソン・ページ、ジョン・エバンズ、ヴィンシーン・ウォーレスなど。メトロカラー、メトロスコープ。1968作品。

1968年製作/アメリカ
原題または英題:Vixen!
配給:MGM
劇場公開日:1969年9月27日

ストーリー

人里離れたカナダの北西部。トム(ガース・ピルスベリー)はこの地と文明を結ぶ、セスナの飛行士だった。妻のビクセン(エリカ・ギャビン)はセックスの塊りのような女で、夫の仕事の留守に、警官相手に情事を楽しんだりしていた。夏のある日、トムはデーブ(ジョン・エバンズ)とジャネット(ヴィンシーン・ウォーレス)の夫婦を、釣客として連れてきた。一目でビクセンにまいってしまったデーブ。ビクセンは彼を上流の釣場に誘った。また、彼女はジャネットととも関係をもつのだった。翌朝、2人は再びトムのセスナで帰って行った。残ったのは、ビクセンと弟のジャッド(ハリソン・ページ)、黒人のナイルズ(ロバート・アイケン)の3人だった。ビクセンはジャッドと共にシャワーをあびたり、ジャッドに刺激されたナイルズとベッドをともにした。そこへトムがまた客をつれて来た。客はオバニオン(マイケル・ドノバン・オドネル)といい、彼はセスナでキューバに行く魂胆を秘めていた。サンフランシスコに行くと称して、トム、ビクセン、ナイルズを同乗させセスナを出させた。久しぶりに都会の味を楽しめるとビクセンは喜んでいたが、ナイルズが一緒なのは不満であった。ところが、国境の税関検査に着陸しようとした時、オバニオンは突然拳銃をつきつけた。だが、トムはナイルズの助けをかりオバニオンの企てを打ち砕いた。セスナは無事、家路をめざして戻っていった。(MGM配給*1時間11分)

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