メタル・ブルー

劇場公開日:

解説

米・ソの若きパイロットたちが、ひとつの目的のために力を合わせ、いつしか互いに友情を抱きあう姿を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはアンドラス・ハモリ、製作はジェイコブ・コツキー、シャロン・ハーレル、ジョン・ケメニー、監督・脚本は「スーパーマン4 最強の敵」のシドニー・J・フューリー、共同脚本はケヴィン・エルダーズ、撮影はアラン・ドスティエ、音楽はアミン・バーティアが担当。出演はルイス・ゴセット・ジュニア、マーク・ハンフリーほか。日本版字幕は進藤光太。ウルトラステレオ。カラー、ビスタサイズ。1988年作品。

1988年製作/105分/アメリカ
原題:Iron Eagle II
配給:東宝東和
劇場公開日:1989年3月11日

ストーリー

米空軍のチャールズ・シンクレア准将(ルイス・ゴセット・ジュニア)は、かつて親友を救うため軍の命令に背き、今は航空博物館に勤務している。ある日、当時の上司が彼のもとを訪ね、米ソに照準を合わせた中東某国の核ミサイル基地壊滅の秘密作戦遂行の特命を彼に与える。早速シンクレアは、特別チームを最高機密イスラエル空軍基地に編成するが、ある日ソビエト空軍の戦闘員も作戦に参加することを聞かされ、アメリカ兵達は動揺する。その中でも空軍の超荒くれ男と恐れられているマット・クーパー大尉(マーク・ハンフリー)には、以前僚友が編隊飛行中に目の前でソ連軍に撃墜された経験を持つだけに、その敵対心は異常なほどだった。やがて米ソ共同特殊トレーニングは始まった。そんな中クーパーは、チーム唯一の女性パイロットであるソ連軍のヴァレリ・ジェンコ(シャロン・H・ブランドン)にほのかな想いをよせるが、相変わらずソ連軍に心を開くことはできなかった。それは彼だけではなく、米ソは互いにいがみあい、作戦決行の日は迫っているにもかかわらず、訓練は思うような成果があがらない。しかもその一方で、米ソ両軍参謀の一部に独自の攻撃を進めようとする動きがあり、もしこれが実行されれば周辺住民が犠牲になる。これを知った時クーパーたちの心は初めて1つになり、軍服の旗章をひきちぎり、彼らは大空へとび立ってゆく。そして見事にその秘密作戦を成功させるのだった。(東宝東和配給*1時間40分)

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0実は『アイアンイーグル2』

2024年7月4日
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鑑賞方法:その他

米ソ合同の秘密部隊が中東某国の核ミサイル基地攻撃を計画するが…
冒頭、主人公は哨戒飛行中に僚機をソ連機に撃墜される。(僚機のパイロッは前作『アイアンイーグル』の主人公)
その事件のため主人公は当初はチームメイトのソ連軍パイロットに反発するが色々あって絆を紡ぎ(主に女がらみだが)作戦を決行する展開。
前作同様に撮影はイスラエルで行われたため米軍機はF-16、敵機はクフィル、ソ連機はF-4が担当しているため少々地味な絵面ではある。
CGが無い時代の作品なので撃墜シーンはミニチュアだが前作より若干出来が良かった。
航空隊以外に陸戦部隊も登場するが西側兵器が主でマニア的満足度はイマイチだった。

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ジョン・ドゥ

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