マイ・ソング

劇場公開日:

解説

無名の下積み女性タレントが恋をし、恋に破れ、再び生きていく姿を描く。製作・監督・脚本・音楽は「悲しみの青春」などの映画音楽を手がけた作曲家ジョセフ・ブルックス、共同製作はニコラス・グリッポ、エドウィン・モーガン、撮影はエリック・サーリネン、編集はリンジー・クリングマン、音楽演奏はニューヨーク・フィルハーモニックが各々担当。出演はディディ・コン、ジョー・シルバー、マイケル・ザスロー、ステファン・ネイザン、メラニー・メイロン、ジェリー・ケラー、リサ・リーブス、ジョン・ゴワンズなど。

1977年製作/アメリカ
原題:You Light Up My Life
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1978年3月4日

ストーリー

ローリー(ディディ・コン)は、今日もローカルTVの番組に出るために車を走らせていた。彼女は下積みタレント。この番組に出ているのも、コメディアンの父、サイ(ジョー・シルバー)と共に舞台に登ったことがあるからだ。このTVの他に、CMに出ているが、どうもうまくいっていない。今、彼女の楽しみは、仲間と共に音楽を演奏したり、作曲することであった。そして、そのローリーは、数日中に結婚することになっている。相手の名はケン(スティーヴン・ザイネン)、テニスの先生をやっている。ある夜、ローリーは親友のアニー(メラニー・メイロン)と食事にいった時、あるハンサムな青年に会い、いきなりキスをされ、求愛された。青年はクリス(マイケル・ザスロー)という、プレイボーイ風の人間。2人はクリスの部屋で激愛したが、翌朝2人は別れた。そして結婚式のリハーサルに行くローリー。ある日、彼女は歌のオーディションに録音スタジオに出かけ、そこでクリスと再会する。彼は映画監督だったのだ。彼女の作曲した歌「ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ」は大成功。クリスはこの歌を今作っている映画に、と申し込み、次作の映画にローリーの出演を依頼する。それが、ローリーに近づくためのクリスの策略だとしても、ローリーはクリスと別れられなかった。そして、彼女がケンと式を上げる前日、彼女はケンにいった、「もう貴方を愛してはいない」と。ケンは悲しみに涙し、ローリーはクリスのアパートを訪れた。これで、クリスと真実の愛を語りあえる。だが、ローリーが部屋のドアを開けると、ブロンドの女と他に2、3人の女が……。しかも、「ローリーのやる役はブロンドがやることになった」というクリス。今、ローリーは自分のバカさかげんに気づく。そして元の下積みタレントに戻る彼女。そして彼女ははっきりと父にいう。「私はシンガーソングライターになる」と--。彼女はニューヨークへレコーディングにいくのだ。赤い車を飛ばし、ニューヨークへ向かうローリー。父にも、ほかの男性にも頼らず、今、ローリーには音楽が、新しい人生が開けようとしていた。

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映画レビュー

2.0はっきり言ってPV

2020年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 これはこの「YOU LIGHT UP MY LIFE」という曲を売り出すためだけのプロモーション映画であったような気がしてならない。誰でも1度は聞いたことのある曲で、素晴らしいことには違いないが、ストーリーがつまらない。人形を使ったコメディは何度も登場し、自虐的な虚無感を生み出す。映画の中の観客も哀れみの表情が写し出され、可哀想で涙がでそうになる(?)。

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kossy
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