迷子の大人たち

劇場公開日:

解説

1969年のニューヨークの下町クィーンズに住む女系ユダヤ人一家と、イタリア人の元バーテンダーとの交流を描くハート・ウォーミングなホーム・ドラマ。時代色を出すため、カナダのトロントで撮影が行われた。監督は31才のイギリス出身の女性監督で、テレビ・ドラマ出身のビーバン・キドロン。製作は「リトルマン・テイト」のペギー・ライスキー、エグゼクティヴ・プロデューサーはロイド・レヴィンとマイケル・バーナサン、脚本は、89年にオフ・ブロードウェイで上演された、トニー賞受賞の舞台俳優としても知られるトッド・グラフのオリジナル戯曲をもとに、彼自身が執筆。撮影は「月の輝く夜に」のデイヴイッド・ワトキン、音楽はレイチェル・ポートマンが担当。主演は「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、「フライド・グリーン・トマト」のキャシー・ベイツ、「ドライビング・MISS・デイジー」のジェシカ・タンディの3人のアカデミー賞受賞女優。そしてイタリアを代表する名優、「こうのとり、たちずさんで」のマルチェロ・マストロヤンニ。

1992年製作/アメリカ
原題:Used People
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1993年3月13日

ストーリー

23年間にも及ぶ片想いを突然夫の葬式の場で告白された未亡人パール(シャーリー・マクレーン)。その男は、23年前に夫婦の危機を救った元バーテンダーのジョー(マルチェロ・マストロヤンニ)だった。ジャックが、忠告通りにパールをダンスに誘った姿を見て以来、ジョーはパールに恋し続けていたのだ。しかしパールには手強い家族があった。その筆頭は仲が悪い2人の離婚した娘たち。長女ビビ(キャシー・ベイツ)は肥満のせいか僻みっぽくパールと口論が絶えない。次女のノーマ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は、美人だが、数年前に事故で次男を亡くしてから、映画のヒロインの扮装をして、現実から逃避していた。彼女の息子スティーピー(マシュー・ブランドン)は自分がスーパンマンだと思いこんでいる。80才になる姑のフリーダ(ジェシカ・タンディ)は、親友のベッキー(シルヴィア・シドニー)と、フロリダに移住するか養老院に入るか悩んでいる。ジョーの兄が経営する店で顔を合わせた両家の家族だが、ユダヤ人とイタリア人同志なのでうまくいかず、遂には全員が大喧嘩に。しかし素直で明るく情の深いジョーは、のパールへ求愛し、家族たちにも温かく接するのだった。ジョーのそうした姿に一家はいつしか家族の絆を取り戻していく。ジョーのプロポーズを受けたパールは、新しい人生を歩み始めた家族たちに祝福され、盛大な結婚式を挙げる。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第50回 ゴールデングローブ賞(1993年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) マルチェロ・マストロヤンニ
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) シャーリー・マクレーン
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映画レビュー

2.5盛り上がり所が分からなかった。

2015年2月3日
Androidアプリから投稿

単純

キャッシーベイツの演技が物凄く目立ってた映画でした。それ以外は長々と恋愛ストーリーでした。その割にはどこのシーンで両思いになったか分からなかった。重要なシーンでの映像がいまいち薄かった。

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エイジ
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