ボワ・ノワール 魅惑の館

劇場公開日:

解説

南仏の貴族の屋敷を舞台に、ある新妻の心理の変化をミステリアスに描くドラマ。エグセキュティヴ・プロデューサーはエリック・ウーマン、製作はジャン・ラバディとステファン・ソルラ。ロベール・マルジュリの原作『黒い森の館』を基に、監督・脚本は「トレンチコートの女」のジャック・ドレー、共同脚本はパスカル・ボニツェール、撮影はカルロ・ヴァリーニ、音楽はロマノ・ムスマラが担当。出演はベアトリス・ダル、フィリップ・ヴォルテールほか。

1989年製作/フランス
原題または英題:Les Bois noirs
配給:アルシネテラン=丸紅
劇場公開日:1990年5月26日

ストーリー

警察の取り調べ室で、ヴィオレット(ベアトリス・ダル)はギュスターヴ(フィリップ・ヴォルテール)との出会いと愛の破滅を回想する--。ふたりが出会ったのは冬のパリ、イール・ド・フランスの公園でのこと。ふたりはたちまち恋におち、イタリアでのハネムーンの後、ヴィオレツトは青年貴族ギュスターヴの住む南仏ペリゴールの館に初めて足を踏み入れた。ギュスターヴの母デュパン夫人(ジュヌヴィエーヴ・パージュ)は魅力的な女性だったが、彼女の不安は結婚式に姿を見せなかったギュスターヴの弟バスティアン(ステファン・フレス)のこと。しかし実際の彼は素直かつ快活で、ヴィオレットはたちまち彼を気に入った。そしてバスティアンも彼女に好意を抱くが、ヴィオレットは彼の愛を友情にとどめておくことにする。しかしふたりの姿に嫉妬したギュスターヴは弟を殺害し、次第に隠された凶暴性を見せ始める。やがてバスティアンの突然の失踪に不審の念を抱いたヴィオレットは、遂に館を出る決心をするが、その時ギュスターヴは彼女に毒を盛られたと言って息絶えた--。この事件は結局ギュスターヴの自殺であることが確認され、ヴィオレットの無実も証明されたが、刑務所を後にする彼女の心は複雑だった。

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