ぼくら、20世紀の子供たち

劇場公開日:2025年8月23日

解説・あらすじ

「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」が2作連続してカンヌ国際映画祭で受賞を果たし、国際的な評価を得た旧ソ連出身のビターリー・カネフスキー監督による初のドキュメンタリー作品。自身の体験をもとに少年少女の過酷な生きざまを描いた「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」とあわせて3部作とされ、ソ連解体後の混沌としたロシア社会の中で生きるストリートチルドレンたちの姿や、その心の内を映し出した。

ソ連という社会体制が崩壊した後、カネフスキーはロシア各都市の路上で暮らす子供たちにカメラを向け、彼らに家族の存在や日々の暮らし、好きな音楽、人生観などを尋ねていく。窃盗、強盗、売春、そして殺人と、過酷な環境の中で犯罪に手を染める彼らの行動はエスカレートしていくが、カネフスキーはそんな彼らの裏側に、傷つきやすい感受性があることに気づく。やがてカメラは、「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」で主人公を演じたパーベル・ナザーロフの姿を、思いがけない場所でとらえる。さらに同2作で共演した後、まったく異なる人生を歩んでいたパーベル・ナザーロフとディナーラ・ドルカーロワが再会を果たす。

2025年、特集上映「ヴィターリー・カネフスキー トリロジー」にて、「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」とともにリバイバル公開。

1993年製作/84分/フランス
原題または英題:Nous, les enfants du xxeme siecle
配給:gnome
劇場公開日:2025年8月23日

その他の公開日:1995年3月18日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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