ベルモンドの怪盗二十面相

劇場公開日:

ベルモンドの怪盗二十面相

解説

「リオの男」「カトマンズの男」の監督フィリップ・ド・ブロカと主演ジャン=ポール・ベルモンドが5度目のタッグを組んだクライムコメディ。アレックス・バローの小説を原作に、ド・ブロカ監督と「冬の猿」のミシェル・オーディアールが共同で脚本を手がけた。

刑務所から出所したばかりの詐欺師ヴィクトールは、相棒ラウールと共に新たな仕事に取り掛かる。変装の達人であるヴィクトールは様々な人物に成りすまして富豪たちから金をだまし取る一方で、多くの女性と同時進行で付き合うプレイボーイでもあった。そんな彼が、自分の保護観察官マリー・シャルロットに本気で恋をしてしまう。

「1000日のアン」のジュヌビエーブ・ビヨルドがヒロインを務めた。2022年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」(22年9月2日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で46年ぶりに劇場公開。

1975年製作/100分/フランス
原題または英題:L'incorrigible
配給:エデン
劇場公開日:2022年9月16日

その他の公開日:1976年5月1日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1975 STUDIOCANAL

映画レビュー

3.5怪盗じゃ無いし、変装の名人でも無いけど

2022年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

息つぐ暇もないフランス・コメディです。

ジュビエーヌ・ビヨルドって、この時33歳なんですよ。1942年生まれなんで。その可憐さに衝撃を受けた「まぼろしの市街戦」の時が25歳。いやー、参ったな。参った。

ベルモンドのはしゃぐ様な演技。ドリフみたいなドタバタ喜劇。のしのしと歩く(時として半裸)と言う、ルーチンワーク。などなど。素直に楽しかったです。

面白かった。
結構。
今見ても。

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bloodtrail

1.5ハチャメチャ映画でした!

2022年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジュヌビエーブ・ビヨルド譲が出演していなかったら、☆1でした。ベルモンドさんは、ラウラ・アントネッリ譲もそうですし、こういう顔の女性がタイプなんだなぁ~と思いました。

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aki007

0.5時の流れは恐ろしい

2022年9月18日
Androidアプリから投稿

小学生の頃に初めて見た時は、楽しい作品の印象があったが、
今、見てみるとベルモンドのキャラが、非常識でデタラメな人物にしか見えなくて、受け付けなくなった。
特にコンサートのシーンでの振る舞いは、笑って済まされるモノではない。

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ムーラン

4.5こういうベルモンドが大好き

2022年9月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

「ムッシュとマドモアゼル」と同じ傾向で大好きです。動き回る、知り合いと仲間が沢山で皆に愛されている、ヘアメイクと衣装で色んな人になる、カーアクションあり、純情、早口でしゃべりまくる。この映画で一番好きなところは職場でしゃべっているマリー・シャルロットの目をベルモンドが愛を込めて見つめるシーン。相手の話の内容はどうでもよくて、君が好きオーラを全開にしてどんどん前のめりになってデスク越しに彼女に近づいていく。わかりやすいけれど、目で気持ちを伝えるこういう自分の気持ち表明をヨーロッパの男性はよくする気がします。それが大好きなので余計ベルモンドが好きになった💕

文学的で朗々とした台詞には舞台俳優達よと感動し、クラシックや絵画のライトなコメントには笑えたし。ベルモンド傑作選3にて終了なんでしょうか。とても寂しいです。

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talisman