ベルニー

劇場公開日:

解説

エキセントリックな孤児が「家族」を求めさまよう姿をブラックユーモア満載で描く。監督・主演は舞台の喜劇俳優として絶大な人気を誇るアルベール・デュポンテルで、本作が初の長編劇映画。製作はジャン=ミシェル・レイとフィリップ・リジョワ。脚本はデュポンテルとジル・ロラン。撮影は「オディールの夏」のギヨーム・シフマン。音楽は「愛しのエレーヌ」のラモン・ピパン。美術はロラン・アレール。編集はジュリエット・ウェルフリング。衣裳はシャトゥーヌ。

1996年製作/82分/フランス
原題:Bernie
配給:HRSフナイ
劇場公開日:1998年4月25日

ストーリー

本当のパパとママを見つけるために、精神薄弱の乱暴者ベルニー(アルベール・デュポンテル)は、30年ぶりに孤児院から外へ出た。ベルニーのパパは虚言癖のあるアメリカ人ウィリス(ロラン・ブランシュ)、そのためにママ(エレーヌ・ヴァンサン)と争いが絶えず、生後二週間でダストシュートへ捨てられたことを知るベルニー。どうしてもそのことを信じることが出来なかったベルニーは、当時の隣人の娘でジャンキーのマリオン(クロード・ペロン)から、パパがホームレスになっていることを知らされ、早速、パパを救い出し、今度はパパと共にママの再婚相手の金持ちの屋敷を襲った。それから、ベルニーと両親の奇妙な家族生活が始まったが、血みどろの闘いを繰り広げられ、パパとママは死んでしまった。惨状を目にしたベルニーは、マリオンを無理矢理連れ出してパパの故郷アメリカへ逃避行を企てる。花束とともに両親の遺体を川に流すベルニー。マリオンはドラッグの禁断症状で昏倒してしまう。街に戻って郊外の変電所に立てこもるふたり。いつしかマリオンはベルニーの無邪気な一面に触れ心を通わすようになっていた。誘拐殺人の容疑でベルニーを追う警察は変電所を包囲する。マリオンは人質のふりをしてベルニーを逃そうとするが、銃弾が彼を貫いた。

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