フライングハイ

劇場公開日:

解説

乗客を満戴した旅客機内を舞台に、突然の食中毒発生にパニック状態に陥る人々と操縦を託された元パイロットの活躍を描くパロディ映画。製作はジョン・デイヴィソン、監督・脚本は「ケンタッキー・フライド・ムービー」を製作したジム・エイブラハムズと、デイヴィッドとジェリーのザッカー兄弟、撮影はジョセフ・バイロック、音楽はエルマー・バーンスタイン、編集はパトリック・ケネディ、製作デザインはウォード・プレストン、衣裳はロザンナ・ノートンが各各担当。出演はロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ、カリーン・アブダル・ジャバール、ロイド・ブリッジス、ピーター・グレイヴス、レスリー・ニールセン、ローナ・パターソン、ロバート・スタック、スティーブン・スタッカーなど。

1980年製作/アメリカ
原題:Flying High
配給:パラマウント映画=CIC
劇場公開日:1980年12月13日

ストーリー

ロサンゼルス空港に1台のタクシーが乗りついた。運転するのはテッド・ストライカー(ロバート・ヘイズ)。彼は、シカゴ行き209便のスチュワーデス、イレイン(ジュリー・ハガティ)に会うためにかけつけたのだ。イレインはテッドの恋人だったが、最近になってその仲がうまくいかず、イレインが出て行ったきりになっていたのだ。彼女を失いたくないテッドは、209便に乗る決心をしたのだが、戦争中の苦い体験が蛛えり、テッドの胸は震えた。出発を前にした209便のオーバー機長(ピーター・グレイヴス)に電話が入り、同乗する心臓移植手術予定の少女のためにも時間通りの飛行をと確認してきた。副操縦士マードック(カーリー・アダブル・ジャバール)の準備も完了し、209便はシカゴに飛び立った。機内サービスを始めたイレインは、客席のテッドを見て驚く。大戦中の基地でのイレインとの甘い思い出に耽るテッド。その戦線で、彼は味方を死に追いやるという苦い体験もしたのだった。快適な飛行を続けていた209便に恐ろしいハプニングが生じた。魚がもとで食中毒患者が続出したのである。何よりも操縦者であるオーバー機長、マードックなどもダウンしてしまい、イレインはS0Sを叫ぶ。それをキャッチしたシカゴ空港のマクロスキー(ロイド・ブリッジス)は、この非常事態にうってつけの男クレイマー(ロバート・スタック)に誘導を依頼した。何と偶然にもクレイマーはテッドの部隊のキャプテンだった。209便では、唯一操縦できるテッドがパイロットとして席につき、そのクレイマーの誘導で操縦桿を握ることになった。このニュースで全世界が注目する中、スモッグがたちこめるシカゴに、クレイマーの巧みな誘導とテッドの必死の操縦さばきで無事209便は着陸に成功した。同じ恐怖を味わったテッドとイレインは、すべてのわだかまりを捨てて抱きあい、少女の手術も間に合い、すべてうまくいくのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第38回 ゴールデングローブ賞(1981年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
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フォトギャラリー

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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.0監督さんが、やりたいこと全部やった感じのバカ映画

2024年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

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蜷川吝塀

4.0深夜に見て大笑いした

2023年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

ギャグと映画パロディ満載のおばか映画。
たまたまこの元ネタ小説を読んだあとだったけど、別に知らなくても関係なく
楽しめます。
いやね、航空機パニック映画?なんだけど、オートパイロットがオートパイロットが
、、、、最高です。
でももうギャグのいくつかがアレなので地上波昼間放送はできそうもない。

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lv1uni

5.0これは日本人にもわかり易い

2023年5月17日
PCから投稿

アメリカのコメディはセリフかアクションかパロディか、ですがアクションとパロディの比重が高いようです。セリフは英語人種じゃないと無理だから、名セリフも説明読んでも面白くありません。
パロディは結構有名な作品が元ネタになっているようですが70年代の映画やTVを観ていない人にはわからないでしょうね。ジョーズと地上より永遠にとSNフィーバーしかわからなかった。
アクション系のギャグはマシンガンの如く連射され、笑いよりも感心した、
尤も、映画で腹をかかえて笑うなんてこと日本映画も含めて未だかつてないので、この作品のレベルは相当高いです。ただし品格はないです。

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越後屋

3.5おもしろかった。 コテコテなのたくさんありつつ、 日本のドリフ的な...

2022年6月19日
PCから投稿

おもしろかった。
コテコテなのたくさんありつつ、
日本のドリフ的なのだったり。
アメリカ人のパロディ映画は
わかりずらいのもあるが、
この映画は日本人でもわかりすく、
楽しく見れると思う。
でも、
オート操縦システムの
風船人形のくだりは子供には
ギリギリ見せられないかなw

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あとぅーし
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