フォード・フェアレーンの冒険

劇場公開日:

解説

ロサンゼルスの音楽業界を舞台に、ハード・ロック歌手の謎の死を追う私立探偵の型破りな活躍をハードボイルドタッチで描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・レビィ、製作はジョエル・シルヴァーとスティーヴ・ペリー、監督は「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリン、脚本はジェームズ・カップとデイヴィッド・アーノットの原案を基にダニエル・ウォーターズとカップ、アーノットの共同、撮影はオリバー・ウッド、音楽はイエローが担当出演はアンドリュー・ダイス・クレイ、プリシラ・プレスリーほか。

1990年製作/アメリカ
原題または英題:The Adventures of Ford Fairlane
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1990年10月12日

ストーリー

人気ハード・ロック歌手ボビー・ブラックがコンサートの最中に急死するという事件が起こった。その頃、音楽業界専門の私立探偵フォード・フェアレーン(アンドリュー・ダイス・クレイ)は旧友の人気DJジョニー(ギルバート・ゴットフリード)から行方不明の娘ズーズーを捜して欲しいとの依頼を受け、フォードがラジオ局を後にした直後、ジョニーは何者かによって殺害された。旧友の死を惜しむ間もなく、熟女コーリン・サットン(プリシラ・プレスリー)の訪問を受け、フォードは行方不明の妹探しを依頼された。その妹はズーズーだった。この奇妙な一致に戸惑いながらも、フォードは友情と金と血のためにジョニーのヨットに潜り込んだ。そこでフォードは不気味な男スマイリー(ロバート・イングランド)に襲われるが、ヨットの中で手に入れたサットン家のパーティの招待状をもとに秘書のジャズ(ローレン・ホリー)と共に潜入する。そこには殺されたボビーの所属していたレコード会社社長グエンデル(ウエイン・ニュートン)の姿があった。身の危険を感じたコーリンは尾行するジャズにCDを預けた。意味不明な発信音のみのCD。ズーズーがボビーの追っかけであった事を発見したフォードはボビーの葬儀会場へ出掛けズーズーを見つけ出すが、そこへ又、スマイリーが現われズーズーを拉致、激しいカー・チェイスの末、ズーズーを自宅へ連れ戻したフォードだが、何者かが仕掛けた爆弾で家も車もメチャクチャに破壊されてしまう。行き場を失ったフォードたちは女子寮に逃げ込み、殺し屋に襲われ負傷したジャズとフォードにズーズーは1枚のCDを手渡す。CDの謎を解明すべくグレンデルの会社に乗り込んだフォードとズーズーが見たものはコーリンの殺害であった。CDをめぐるグレンデルの陰謀を知った2人は殺し屋に追われる破目になる。危機一髪、スマイリーから逃れた2人は新人歌手の披露コンサートに乗り込み、グレンデルのボビー殺しにまつわる海賊盤製作の裏稼業を暴露した。憂欝な気分のフォードを待っていたのは死んだはずのスマイリーだった。とどめを刺したフォードは1人、海辺に佇み静かな生活がしたいと願うのだった。そして、ジャズに愛を告白し、幸運にもラジオ懸賞で当てた賞金をもとにジャズと少年とコアラとバカンスに出るのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5なかなかどうして

2021年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

ザ・B級映画という感じだが意外と脚本に隙がなく、最後まで飽きずに観られる。 ダサすぎるが憎めない主人公のロックンロール探偵(吹替は神谷明!) 美人助手の名前がジャズっていうのもいいね 個性豊かな登場人物 依頼はもちろん美女(?)探し 洒落たモノローグ 娯楽に特化しているが探偵映画の要素がきちんと盛り込まれていて嬉しい 探偵好きとしては嫌いになれない、愛嬌のある作品だった

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柴左近