フェリーニのアマルコルドのレビュー・感想・評価

フェリーニのアマルコルド

劇場公開日 1974年11月16日
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自分は船と孔雀のシーンかな

1930年代の北部イタリアを舞台に、長短のエピソードを淡々と重ね、一年間を描いた作品。イタリア庶民のバイタリティと豊かな生活描写が楽しい。そしてノスタルジア。ラストの味わい深さも素晴らしい。(カーニバルとその終わり)

こういう映画は年に1度は見たくなる。ニーノ・ロータの音楽も言うまでもなく最高。

観た人と「あのシーンが好き」「このエピソードがイイ」とか語り合いたくなる映画。

散歩男
散歩男さん / 2019年3月9日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  笑える 楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:VOD
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アホとシリアスの狭間で ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

フェリーニ初体験。初体験がこんな熟女ムービーで良いのか、と思いましたが、それもまた運命ということで。

本作はじつにこってりした味付けの、脂ギトギト、旨味100%の映画でした。
本作にはストーリーがほぼありません。フェリーニを投影したと思われる少年目線で、彼が住む街の一年を徒然と描いているだけです。
シーンの積み重ねだけで描かれた作品でしたが、とにかくどのシーンも濃厚かつ基本バカなので飽きることはなかったですね。

私は上品で高尚な作品が好みなのですが、それは私のコンプレックスの反映で、結局肌に合うのは本作のようなエロ下品なしょーもねぇイキフンのガーエーなんですよ。思想性の欠けたソウル・フラワー・ユニオンのようなノリを持つ本作の猥雑な魅力にはあがなえませんでした。いやー、超面白かった!
なんだかんだと、本作は生命力にあふれ、人間愛・人間賛歌に満ちた豊かな映画だと思います。

本作はなにしろ下品ギャクのキレが最高です。
主人公のエロガキはとにかく熟女のパイオツとケツが大好きで、やたらとケツのどアップが出てきます。なんというが、ド正直でいいですね。
もっともウケたのは、豆売りのエロおじさんのエピソード。アラブの金持ちが囲っている女たちに逆ナン(?)されて、女たちの部屋に忍び込むと、女たちがするするする〜っと脱ぎ出して全員でエロいダンスを踊る!そしてエロおじさんはこの夜、28人の女たちと関係した…って、アホか!と突っ込む気力も起きない最高さ加減です。またエロおじさんがエロしか考えてなさそうな面構えなんですよね、しかしこのエピソードはなんなんだ!

精神病の叔父さんが木に登って「女が欲しい〜!」と魂の叫びを上げるシーンも爆笑!また、叔父さんの病気っぷりがリアルなんです。少しずつ調子を崩して家族と話が完全にかみ合わなくなるところとか、生々しく、だからこそブラックなギャクになっているようにも感じました。看護師がやってくるオチも、絵面が面白くて絶妙でした。

一方で、ただのエロバカ映画ではないのも、本作の魅力です。
基本的に本作は客観的でクールな視点で描かれているな、と思いました。エロガキが父親に暴力を振るわれるシーンも距離があり、ギャクとして描写されているように思います。
一方で、突然トーンが変わる霧のシーンや、孔雀以降の展開は、死が生の隣にあることを突きつけてきます。ここには恐怖や悲しみといった、当事者としての痛みが描かれていたと感じました。

この、エロ-シリアス、観察者-当事者といった振り幅の大きさが、本作のスケールをデカくしていると考えます。
そして、その振り幅の大きさこそが、清濁合わせ飲んだものが人間の営みなんだぜ、そうやって季節は巡って行くんだぞゴルァ!と、フェリーニ師匠は語っているのだと思います。

kkmx
kkmxさん / 2018年12月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 笑える 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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綿毛の季節

お尻の大きなでっぷりとした女達、ダメな男、小さな男、アラブ人、ファシスト、そしてその他大勢の下町に生きる人々。そもそも人間は、適当で嘘つきで下品で卑猥でガサツでワイワイガヤガヤとうるさいのです。そんな下町に生きる庶民の姿をフェリーニは、とても美しく幻想的に映し出します。これが、フェリーニなんですね。

チッタの性の目覚めとファシズム化していく世の中で象徴されている様に、生と死はいつも隣り合わせです。綿毛の季節が何万回も繰り返されている間に、チッタみたいな少年が数え切れないくらい生まれ、死んでいきました。生命というものは、あのタバコ屋の女主人の様に強く、そしてチッタの母親の命の様に儚いものなのだと思います。

スクリーンに映し出される人々は、動物的というか人間的というか、感情と生命力に溢れていますが、これが当時では当たり前だったのでしょうか。そんな事を思いながら、改めてもう一度鑑賞したいです。

ミカ
ミカさん / 2018年12月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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さっぱりわからない

ちょっと苦手なフェリーニ。
今作も、さっぱりわかりませんでした。

なんてったって、字幕がなくても理解度が変わらないんじゃないか?ってくらいわからない。
だけど、面白く見れちゃうから不思議。

眠い状態で見始めたのに、最後まで楽しめました。
そのうち少しは理解できたらいいなぁと思いつつ、他のフェリーニ作品も挑戦してみます。

凪
さん / 2018年11月7日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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しみじみいい映画

イタリアの田舎の日常。
大きい事件はおこらないけど、「人間」が生きている。
すきだなあ…

のえみ
のえみさん / 2018年6月10日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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