劇場公開日 1974年11月16日

「綿毛の季節」フェリーニのアマルコルド ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

採点する

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

3.5綿毛の季節

ミカさん
2018年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

お尻の大きなでっぷりとした女達、ダメな男、小さな男、アラブ人、ファシスト、そしてその他大勢の下町に生きる人々。そもそも人間は、適当で嘘つきで下品で卑猥でガサツでワイワイガヤガヤとうるさいのです。そんな下町に生きる庶民の姿をフェリーニは、とても美しく幻想的に映し出します。これが、フェリーニなんですね。

チッタの性の目覚めとファシズム化していく世の中で象徴されている様に、生と死はいつも隣り合わせです。綿毛の季節が何万回も繰り返されている間に、チッタみたいな少年が数え切れないくらい生まれ、死んでいきました。生命というものは、あのタバコ屋の女主人の様に強く、そしてチッタの母親の命の様に儚いものなのだと思います。

スクリーンに映し出される人々は、動物的というか人間的というか、感情と生命力に溢れていますが、これが当時では当たり前だったのでしょうか。そんな事を思いながら、改めてもう一度鑑賞したいです。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ミカ
「フェリーニのアマルコルド」のレビューを書く 「フェリーニのアマルコルド」のレビュー一覧へ(全5件)
「フェリーニのアマルコルド」の作品トップへ