フーリング

劇場公開日:

解説

アメリカ中西部の、ミネソタ大学を舞台に、1人の一本気な青年が婚約者のいる大金持ちの娘を獲得するまでを描く。製作はアーノルド・コペルソン、監督は「マイ・ライフ(1978)」のリチャード・T・ヘフロン、脚本はマイク・ケインとデイヴィッド・スウィフト、撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽はシールズ&クロフツが各々担当。出演はゲイリー・ビジー、アネット・オトゥール、ジョン・カルビン、エディ・アルバート、クロリス・リーチマン、トニー・ランドールなど。

1980年製作/111分/アメリカ
原題または英題:Foolin' Around
配給:東宝東和
劇場公開日:1981年3月14日

ストーリー

ミネソタ大学の新学期。ウェス(ゲイリー・ビジー)はオクラホマの大工の息子で建築工学の勉強のためにこの大学にやって来た。金のないウェスは、科学実験のモルモットをしてお金を稼ごうとするが、そこの研究助手のスーザン(アネット・オトゥール)の笑顔に魅了される。スーザンのミスで電気ショックを受けてしまったウェスは、彼女に替りにアルバイトの世話をしてもらう。その勤め先ダゲット建設はスーザンの祖父ダゲット(エディ・アルバート)が会長で、母親サマンサ(クロリス・リーチマン)が社長なのだ。ウェスは、スーザンに憧れるが、彼女にはフィアンセがいると聞いてショックを受ける。そのフィアンセ、ウィットリー(ジョン・カルビン)は、ダゲット建設のボスになるという下心をもつキザな男だったが、彼はサマンサには気に入られていた。ことあるごとにウィットリーと衝突するウェスは、しかし、ダゲットには見込まれていた。スーザンの家で行なわれたテニスの試合がきっかけで親密度を増すウェスとスーザソ。ウェスにかたむき出したスーザンの心を察して、ウィットリーがチンピラを使ってウェスを脅す。1度はスーザンを諦めたウェスは、しかしダゲットに励され、いよいよ結婚式が行なわれるという時、猛スピードで教会に向かった。その彼を追うやとわれチンピラども。カー・チェイスの末、ウェスは教会にまっしぐら。ウェスを忘れられないスーザンは、ウィットリーを前にして教会の外に突び出すのだった。

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