フィフィ大空をゆく

劇場公開日:2025年11月14日

解説・あらすじ

短編「赤い風船」「白い馬」で知られるアルベール・ラモリス監督が、「素晴らしい風船旅行」に続いて1965年に発表した長編作品。人間が羽で飛ぶことができたらという夢を描いたロマンティックファンタジー。

ある邸宅から時計を盗み、サーカス団に逃げ込んだフィフィ。支配人は警察に突き出さないかわりに、フィフィを背中に羽をつけて空中を飛ぶ危険な演目を披露する鳥人間に仕立てようとする。団員のミミに一目ぼれしたフィフィは練習を始め、やがて空を飛べるようになると、天使のふりをして再び時計を盗み、ミミに贈る。しかしミミに思いを寄せる猛獣使いと争いになり、サーカスは崩壊。警察の追跡がはじまるなか、フィフィは空高く舞い上がっていく。

2025年には、「赤い風船」「白い馬」の4Kデジタル修復版の公開にあわせた特集上映「映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界」で、本作も4Kデジタル修復版で上映される。

1965年製作/78分/G/フランス
原題または英題:Fifi la plume
配給:セテラ・インターナショナル
劇場公開日:2025年11月14日

その他の公開日:1965年12月21日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第18回 カンヌ国際映画祭(1965年)

受賞

フランス映画高等技術委員会賞 アルベール・ラモリス

出品

出品作品 アルベール・ラモリス
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(C)Copyright Films Montsouris 1965

映画レビュー

4.0 ラモリス流「大空を自由に飛ぶ夢」の集大成。鳥人間をめぐる詩情あふれるドタバタ劇。

2025年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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じゃい

4.0 ダイナミックとデリケートの相思相愛

2025年11月23日
iPhoneアプリから投稿

さきに同じ監督の赤い風船、白い馬
それぞれ全く違う作品ですごいのですが、
この作品はまた違っているのです

それがなにかは、言いたくないw

赤い風船、白い馬を見た方はきっとご覧になるでしょうから

嗚呼、古典の素晴らしさですね

クラシックに触れる愉しさ、悦びを満喫しました

楽しかったー!

奇想天外、荒唐無稽のバカバカしいロマン
こんな、やたらでっかいLOVEにくるまれたら
日常の些事のイライラなんか
どーでもよくなる、吹っ切れましたね

この作品は、東野圭吾とかコナンとか好きな人には貶される可能性あります

わかります、それは、正しい、はず

でも、間違えていても自分はここにいたいんだっていう感じですw

リュックベッソンのアンジェラ、をちょっと思い出しました

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青樹礼門