劇場公開日:1996年12月21日
解説
1996年・第49回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた、イギリスのマイク・リー監督によるヒューマンドラマ。かつて養子に出した娘が訪ねてきたことをきっかけに、家族をめぐる秘密と嘘が明かされていく様子を、徹底したリハーサルと即興演出でリアルに描き出す。私生児の娘ロクサンヌと2人で暮らす中年女性シンシア。彼女の弟で写真家のモーリスは2人のことが気掛かりで、妻と話し合ってロクサンヌの誕生日に2人を自宅へ招くことに。そんな折、シンシアのもとに、彼女の娘だという女性ホーテンスから電話が掛かってくる。確かにシンシアには、若い頃に出産し顔も見ずに養子に出した子どもがいた。戸惑いながらも、ホーテンスと会う約束をするシンシアだったが……。シンシアをブレンダ・ブレシンが熱演し、ゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭、英国アカデミー賞で女優賞を受賞。
1996年製作/142分/イギリス
原題または英題:Secrets & Lies
配給:フランス映画社
劇場公開日:1996年12月21日
スタッフ・キャスト
- 監督
- マイク・リー
- 製作
- サイモン・チャニング・ウィリアムズ
- 脚本
- マイク・リー
- 撮影
- ディック・ポープ
- 美術
- アリソン・チッティ
- 衣装
- マリア・プライス
- 編集
- ジョン・グレゴリー
- 音楽
- アンドリュー・ディクソン
受賞歴
第69回 アカデミー賞(1997年)
ノミネート
作品賞 | |
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監督賞 | マイク・リー |
主演女優賞 | ブレンダ・ブレシン |
助演女優賞 | マリアンヌ・ジャン=バプティスト |
脚本賞 | マイク・リー |