劇場公開日:1931年10月
解説
「民衆の敵」と並んで1930年代初頭を代表する名作ギャング映画。田舎町で強盗を働いていたイタリア系アメリカ人の小悪党リコは都会でひと旗揚げるべく、相棒ジョーとともにニューヨークへやって来る。同じくイタリア系のヴェトーリ親分の傘下に入ったリコは、射撃の腕と度胸を武器に着々とのし上がっていく。一方、ダンサーとして働き始めたジョーは同じくダンサーのオルガと恋に落ち、裏社会から足を洗おうと考えるように。警察による取り締まりが厳しくなる中、ついに大親分に目をかけられたリコは、ジョーに裏社会へ戻るよう説得するが……。主人公リコを演じたエドワード・G・ロビンソンと、後に「心の旅路」などを手がけるマービン・ルロイ監督の出世作となった。
1931年製作/70分/アメリカ
原題または英題:Little Caesar
劇場公開日:1931年10月
スタッフ・キャスト
受賞歴
第4回 アカデミー賞(1931年)
ノミネート
脚色賞 | フランシス・エドワーズ・ファラゴー ロバート・N・リー |
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