遙かなる夢 ニューヨーク物語

劇場公開日:

解説

ロシアからアメリカはニューヨークに渡った少年の冒険を描いた、IMAX3D方式による立体映画。N.Y.市の全面協力により40日間のロケが行われ、1900年代初頭に実際に撮影されたN.Y.市のモノクロ立体写真(現代の3D写真の原型)と現代の街並みを対比させながら、チャイナタウンからセントラル・パーク、エンパイア・ステートビルディング、夜のブロードウェイなど、この街の魅力を余すところなく捉えている。監督・製作は、90年に大阪花博で上映された「野生よふたたび」をはじめ、これまでに6本のIMAX作品を手掛けたスティーヴン・ロウ。エクゼゼクティヴ・プロデューサーと脚本はアンドリュー・ジェリス、撮影は“IMAX界の巨匠”ことアンドリュー・キザヌク、音楽は「007」シリーズや「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジョン・バリー、美術は「ナイト・アンド・ザ・シティ」のチャーリー・ビール、編集はジェームズ・ラーティ、カメラ/ステレオグラフ(3D技術)は「ブルーオアシス」で撮影を担当したノエル・アーチャムボルト。主演は、実際にロシア移民である子役のピーター・レズニック。また、N.Y.の大物実業家ドナルド・トランプが実名で登場している。「ブルーオアシス」と共に、都内・新宿の東京アイマックスシアターのこけら落とし作品となった。日本語版での上映(翻訳=木原たけし)

1996年製作/51分/アメリカ
原題:Across the Sea of Time
配給:アイマックスジャパン
劇場公開日:1996年10月4日

ストーリー

ロシアから密航してN.Y.にたどり着いた11歳の少年トーマス(ピーター・レズニック)。その手には、今から100年前にアメリカに移住し、立体写真の写真家となったレオポルド・ミント大叔父の写真があった。大叔父が故郷の家族に送った写真を見たトーマスは、N.Y.にいるはずの親戚を探しに旅立ったのだ。古ぼけた写真を握りしめ、大都会を歩き始めるトーマスは様々な人と出会い、新鮮な体験をする。そして、ついにレオポルドの娘ジュリア叔母を探し当て、彼女に温かく迎えられるのだった。

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