ハマースミスの6日間
劇場公開日:1990年11月3日
解説
実在の事件を基に、凶行を繰り返す脱走兵とショーガールの危険な6日間を描く社会派ドラマ。製作はティム・ビーヴァン、監督は「ペーパーハウス」のバーナード・ローズ、脚本はデイヴィッド・ヤロップ、撮影はマイク・サウソン、音楽はハンス・ジマーが担当。出演はキーファー・サザーランド、エミリー・ロイドほか。
1990年製作/イギリス
原題または英題:Chicago Joe and The Showgirl
配給:東京テアトル・バビット=CFD
劇場公開日:1990年11月3日
ストーリー
一九四四年十月、第二次大戦下のロンドン、ハマースミス地区。脱走した米陸軍のGIで“シカゴ・ジョー”と呼ばれるギャング、リッキー・ジョーンズ(キーファー・サザーランド)はカフェで偶然知り合ったハリウッドを夢見るショーガール、ジョージナ・グレイソン(エミリー・ロイド)とともに、刺激を求め、夜の街で盗みを繰り返すようになる。そんなリッキーの夜の顔を知らない地元の純真な娘ジョイス(パッツィ・ケンジット)は彼との結婚を夢み、またリッキーもそんな彼女に安らぎを覚えているのだった。が、そんなリッキーの二面性をジョージナは臆病だとののしり、彼を籠絡したあげくに、ついには殺人を犯させるまでにエスカレートする。事の重大さに愕然としたリッキーは何とかジョイスのもとへ向かおうとするが、既に警察の手が伸び、リッキーとジョージナの危険な6日間はついに終わりを告げた。