ハネムーンは命がけ

劇場公開日:

解説

結婚した相手が新婚旅行中に全員謎の死を遂げる女と、そうとは知らずに結婚した男が織りなすサスペンス・コメディ。監督は「ミス・ファイヤークラッカー」のトーマス・シュローム。脚本はロビー・フォックス、製作はロバート・N・フライドとゲイリー・ウッズ、エクゼクティヴ・プロデューサーは「ラグタイム」のバーニー・ウィリアムス。撮影は「エース・ベンチュラ」のジュリオ・マカット、音楽は「34丁目の奇跡(1994)」のブルース・ブロートンがそれぞれ担当。主演は「ウェインズ・ワールド」のマイク・マイヤーズで、特殊メイクによる一人二役にも挑戦。ヒロイン役には「背徳の囁き」「エア・アメリカ」のナンシー・トラヴィス。共演は「フィッシャー・キング」のアマンダ・プラマー、「イノセント・ブラッド」のアンソニー・ラパグリアら。「デーヴ」のチャールズ・グローディン、「シザーハンズ」のアラン・アーキン(ノー・クレジット)、マイヤーズのホームグラウンドであるTV『サタデー・ナイト・ライブ』から、フィル・ハートマン、スティーヴン・ライトといったコメディアンたちがカメオ出演しているのも見逃せない。「心のままに」と2本立てで、スプラッシュ(地方先行)公開された。

1993年製作/アメリカ
原題または英題:So I Married an Axe Murderer
配給:コロンビア トライスター映画
劇場公開日:1994年1月15日

ストーリー

ビートニクの詩人チャーリー(マイク・マイヤーズ)は、今夜もナイトカフェで女運の悪さを親友の刑事トニー(アンソニー・ラパグリア)に嘆いていた。そんな彼が、ひとりで肉屋を切り盛りする美人店主ハリエット(ナンシー・トラヴィス)とある日突然、恋に落ちる。結婚恐怖症のチャーリーだが、セクシーでユーモア溢れるハリエットにはぞっこんで、早速彼女を伴い両親の家を訪ねた。スコットランド気質丸出しの父スチュワート(マイヤーズ二役)と母メイ(ブレンダ・フリッカー)のもてなしにうんざりして洗面所に避難した彼は、そこでタブロイド新聞の連続斧殺人鬼の記事を見て驚いた。3人の夫を殺した容疑者とハリエットの特徴がピタリと一致するのだ。恐れをなしたチャーリーは一方的に別れを告げるが、トニーに被害妄想だとたしなめられて思い直す。精一杯の誠意で彼女の許しを請い、ついに両親の結婚30周年記念パーティの席上でプロポーズした。2人は皆に祝福されて結婚式を挙げ、ハネムーンに出発。だが、彼らが田舎のホテルに到着した頃、例の殺人事件を捜査していたトニーは、ハリエットこそが連続殺人鬼だと確信し、チャーリーの救出に向かう。一方、トニーからの連絡を受けた彼は何とかハリエットから逃れるが、そこへ斧を振りかざした別の人影が。何と真犯人はハリエットを愛するあまり、その夫たちに嫉妬した妹ローズ(アマンダ・プラマー)だった。嵐の中、屋根の上で迫り来るローズと格闘の末、無事救出されたチャーリーは、今夜もカフェでハリエットに捧げる愛の詩を朗読するのだった。

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