バッド・デイズ(1997)

劇場公開日:

解説

ロサンゼルスを巻き込だ新旧のギャングたちの抗争を描いた本格的なフィルム・ノワール。ジャン=ピエール・メルビル監督の55年作品「賭博師ボブ」を現代風にアレンジした。監督は「湖畔のひと月」のジョン・アーヴィン。製作は「ストーリービル」のエヴゼン・コーラー。脚本はTVシリーズの脚本家として知られるケン・ソラーツ(製作も)。製作総指揮はバー・ポッター。撮影は「トイ・ソルジャー」のトーマス・バースティン。音楽は「ハーモニー」のスティーヴン・エンデルマン、美術はマイケル・ノヴォトニー。編集はマーク・コンテ。衣裳はエデュアルド・カストロ。主演は「レザボアドッグス」「真夏の出来事」のハーヴェイ・カイテル。共演は「スペース・トラッカー」のスティーヴン・ドーフ、「ビューティフル・ガールズ」のティモシー・ハットン、『ロード・オブ・イリュージョン』(V)のファムケ・ヤンセンほか。なお、エリオット・グールドがノンクレジットで出演している。

1997年製作/98分/アメリカ
原題:City of Industry
配給:ギャガ・コミュニケーションズ配給(タキコーポレーション提供)
劇場公開日:1997年11月1日

ストーリー

引退を考えているロサンゼルスの三流ギャング、リー・イーガン(ティモシー・ハットン)は最後の仕事に宝石強盗を計画した。リーは兄のロイ(ハーヴェイ・カイテル)に助太刀を頼んだ。ロイはその筋で知られたプロのギャングだ。その他、妻子持ちのホーレイ(ウェイド・ドミンゲス)とスキップ(スティーブン・ドーフ)という二人の若者が集められた。周到な計画で襲撃は成功し、2300万ドル相当の宝石を手に入れたが、独り占めを目論んだスキップはリーとホーレイを射殺した。スキップはチャイニーズマフィアや黒人ギャングを結託してロイの抹殺を画策する。チャイニーズマフィアに襲われたロイは虫の息でホーレイの未亡人レイチェル(ファムケ・ヤンセン)の家に転がり込んだ。奇蹟的に回復したロイはレイチェルの協力でスキップに渡すはずの宝石の代金を巻上げるが、スキップにレイチェルを拉致される。ロイはスキップを射殺し、レイチェルを救い出すが、そのまま息を引き取るのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

2.0ホーレイの妻

2020年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

ハーヴェイ・カイテルお得意の泣き演技、渋い存在感を堪能して、オマケにルーシー・リューのトップレスまで拝める!?

これなら「いつかギラギラする日」を観た方が何倍も楽しめる、チャイナや黒人のギャング達の無意味さ、淡々とハーヴェイ・カイテルの燻銀な演技を楽しむだけ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一

3.5ハードボイルド。怒りがおさまらないハーヴェイカイテルの演技がすごかった。

2019年4月28日
iPhoneアプリから投稿

ハードボイルド。怒りがおさまらないハーヴェイカイテルの演技がすごかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
collectible

2.5起承転結がなく、泥棒同士の殺し合いが延々と続くだけ

ありがちな、泥棒同士の殺し合いを描いた映画。
非常識で非合法な人間たちの狂った殺し合い。ただし、起承転結がなく、泥棒同士の殺し合いが延々と続くだけ。もっと人物に感情移入しやすい描写を心がけるべき。登場人物が記号と化している。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要です
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る