バグダッドの盗賊(1924)

解説

ダグラス・フェアーバンクス氏が「フォビン・フッド」の次に製作した大作で、アラビアン・ナイトの物語に基づいてエルトン・トーマス氏が原作を書き、ロッタ・ウッズ氏が脚色し「世界を敵として」「女は誓いぬ」等監督したラウール・ウォルシュ氏が招かれて監督の任にあたった。相手役は新進のジュランヌ・ジョンストン嬢、我が国の上山草人、南部邦彦両氏、コマント嬢(ペルシャ王子に扮す)、その他日独人のハーフで詩人のハートマン定吉氏、獰猛なノーブル・ジョンソン氏、中国人の女優アンナ・メイ・ウォン嬢等である。お伽噺式のファンタジーで、リアリズム全盛の米国映画界に大きな波紋を投げた大作品である。昨年3月ニューヨークリバティーで封切りされた。

1924年製作/155分/アメリカ
原題:The Thief of Bagdad

ストーリー

バグダッドの都の国王には美しい姫君があった。姫の婿君を選ぼうとした時、ペルシャ、印度、蒙古の三王子が美々シイ行列をもって乗り込んで来たが、はたして王宮に忍び入って、姫の美しさに魂を奪われたバグダッドの盗賊も7つの島の王子と名乗って僅か一人の供を連れて入場する。砂占いから我が婿となる王子は初めに王庭のばらに触れるであろうと心をときめかせながら見ていると、バグダッドの盗賊の乗馬が蜂に刺されて狂い、彼はまっさかさまにばらの植え込みに投げ込まれ、かくて彼は姫と結婚すべき運命を与えられた。姫は彼の姿を一目見て、その雄々しい姿に深くも心を動かされた。しかし彼の表情は見破られて姫の婿になる彼の企みは失敗に帰した。姫は3人の王子達に一番珍しい宝物を7カ月目に持ってきた人を婿にすると一時逃れを言うので、3人の王子はそれぞれ宝物を捜しに出発する。バグダッドの盗賊も長老から教えられて宝物を捜すたびに出かけた。彼はあるいは死の谷で毒蛇を殺し、あるいは深海を捜り、あらゆる困難を経て身を隠す衣と魔法の小箱を手に入れる。ペルシャ王子は未来を見る水晶の珠を、印度王子は飛行のカーペットを、蒙古王子は軍隊をバグダッド城内に忍び込ませて一気に攻め落とし、王姫を我がものにしようとする。白馬に跨ってバグダッドに取って返した盗賊は小箱のうちより雲霞の如き大軍を出して蒙古王に攻め取られた王城の危急を救い、遂に姫君を妻とする幸福な身となった。

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