バグズ・ライフのレビュー・感想・評価
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エンド後のNGシーン集で救われた
村の優秀な若者(発明家)を一回のドジだけで迫害する昔からのがいいと凝り固まった思考してる長老たちに死ぬかもわからない街へ厄介払いして、自分たち以外の虫七種類を連れてきただけでも大手柄なのに、村を守る戦士たちじゃないと知ったとたん迫害するクズたち....
何様なの?死ぬかもわからない危険なところ行って自分たちと違う種族つれてきただけでもかなり働いてるのになんで迫害するのかわからんかった、厄介払いするとき女王はあまり乗り気じゃなかったからサイコパス集団のなかにもまともな奴がいて安心したけど、裏切られた途端主人公を迫害したね、ほぼまとものやついなかったな。ラストなんの謝罪もなく、
手のひら返ししてたのはあんまり好きじゃないな。
キャラクターには魅力はあるが、あんまり掘り下げられてないんだよねもったいない。
90分前後だから仕方ないと思うけどサーカス集団が「生きる喜びを与えてくれた」とかいってたけどあんまりわかんないなそこの部分はあんまり絶望してなかったように見える。
バッタのボスの1人の反逆は100人の反逆になりうるみたいなセリフとか俺がバカに見えるか?とかは今でも十分通用しうる悪役やってるし、芋虫みたいなお調子者とかもシングのグンター味があったりしていいと思ったよ。
主人公たちのありたちももうちょっと長い期間奴隷みたいにこき使われるシーンがあったら解放されたという意味でラストも気持ちよく見れたと思う。
子供向けだと思うからあんまり絶望させちゃいけないのかな、評論家気取りで作り手に回ったことないからわかんないな、経験してみたい。
と、冒険すぐ終わりすぎだよ、ほぼ安全だったじゃん10分前後しか冒険してないじゃん、どんな困難が待ってるかワクワクしてた分残念だったな。道具を駆使するんだろうと思ってたんだけどな...
登場人物ほぼカスと思ってたけど最後のNGシーンで救われたよありがとう。
『アリとキリギリス』×『七人の侍』。
バッタたちの支配に苦しめられているアリの王国を救う為に、主人公のフリックと用心棒として雇われたサーカス団のメンバーが奮闘するファンタジー・アニメ。
監督は『トイ・ストーリー』で知られるアニメ界のレジェンド、ジョン・ラセター。
バッタのボス、ホッパーの声を『セブン』『ユージュアル・サスペクツ』の、オスカー俳優サー・ケヴィン・スペイシーが演じている。
初期のピクサー作品は続編が作られているものが大半ですが、本作は続編が作られておらず、そのためなんだか地味な印象を受けてしまう一作だと思います。
鑑賞した事はありますが、それははるか昔のことなので、今回再度視聴してみました。
今作の吹き替え声優陣が凄く良い!
『ライオンキング』でヒーロー&ヴィランを演じた宮本充さんと壤晴彦さんが今回もヒーローとヴィランという関係で演じておられますし、ヒロインはデイジー・ダックやアリスの声優である土井美加さんが演じておられます。
グーフィーを演じていた故・島香裕さんもメインキャストで参加されており、まさにディズニー声優ファン歓喜のキャスティングになっています!
シナリオは完全に『七人の侍』を意識していると思われます。
意外性はないですがエンタメの基本はしっかりと押さえられており、観ていて非常に楽しい。
助っ人として雇われるサーカス団員たちは皆キャラ立ちがしっかりしており、悪のバッタ軍団との対決を盛り上げます。
しかし、キャラクターとして特に良いのはバッタ軍団のボスホッパーでしょう。強く、残忍で頭が切れ、カリスマ性もあるがドジな弟には少々甘く、めちゃくちゃ鳥が怖いというギャップ萌えなキャラ。
このヴィランの魅力で映画のクオリティも3割増しくらいにはなっていると思います。
ピクサーとしての前作『トイ・ストーリー』と比べると映像は格段にレベルアップしています。雨や炎など、前作にはなかった描写が増えており、わずか数年で技術が大きく進歩していることが窺えます。
本作の主人公であるフリックも非常に良い。トラブルメーカーだった彼の成長物語としても良く描けています。
フリックが旅に出るためタンポポに乗り干上がった川を渡る場面では、最高に気持ちいいタイミングでBGMが挿入され、思わず泣いてしまいました。
映画の冒頭ではホッパーにビビっていた彼が、ラストではぼろぼろにされながらもホッパーに大見得を切って立ち向かう姿に大感動!
恋愛あり、バトルあり、冒険あり、あらゆるエンターテイメントが詰め込まれた非常に優れた娯楽作品です。そろそろ2とか作ってもいいんじゃないですか?
「勝ったのはわしらではない。蟻たちだ」
思い出しレビュー37本目。
『バグズ・ライフ』
平和なアリたちの世界に、食べ物収穫の時期になるとバッタたちがやって来て、全て奪っていってしまう。
困ったアリたちは、強い昆虫を雇ってバッタたちを退治して貰おうとするが…。
我らが日本の至宝『七人の侍』の設定が活かされた、ピクサー第二回作品。
これが『七人の侍』通りだと、志村喬みたいな人格者な虫がリーダーとなり、三船敏郎みたいな粗野な虫など仲間を集める。
でも、アリたちが見付けたのは、何とサーカス団の虫たち!
ここら辺、『サボテン・ブラザーズ』。
両作の面白味が巧く活かされている。
彼らサーカス団を英雄と勘違い。
でも当然バレ、信用失墜。
そんな時、バッタたちが襲来し…。
バッタたちがアリたちを苦しめる理由には、食べ物以外にある。
本当はバッタたちはアリたちを恐れている。
もし、自分たちより圧倒的に多いその数で立ち向かって来たら…? もし、アリたちがその事に気付いたら…?
だから力で抑え付けている。どちらがリーダーか分からせる為に。
そして遂にアリたちが立ち上がる!
自分たちは強い。
ちっぽけな存在じゃないんだ、と…。
この時点で、勝敗は決したと言えよう。
ユニークなキャラたち。中でも、サーカスの太っちょイモムシくんがお気に入り。最後、嬉しい事が。
画は美しく、テンポよく、最後まで飽きさせない。
ピクサーのクオリティーの高さは昔から変わらない。
もう一つ変わらないのは、普遍的なメッセージ。
これがピクサーが、今も尚愛され続ける理由だろう。
本作に限って言えば、日本の名作が原点になっている事が誇らしい。
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